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透明なシェイクスピア 本文編 まえがき

私が訳したシェイクスピア作品の抜粋を載せていきます。
全体像をクリアにつかむのに役立つはずです。

めざすは
口に出してみたくなる台詞」です。

翻訳は、原文の意味の「説明」であってはいけない、と思っています。
まして戯曲は、それを口に出して言わされる人たち(役者)がいて、
それを聞かされる人たち(観客)がいる。
翻訳者がどんなに工夫したかを、
披露する場所にしてはいけないと思うのです。

あともう一つ、

シェイクスピアの上演はたいてい、どこかカットしています。
それでね、
「そこはカットしちゃだめなのに!」
「ここはカットしてもいいのに?」
ということが多すぎる気がするんです。


だったら初めから抜粋バージョンを作ったらどうだろうと思ったわけです。

一時間で、二人で、演じきれるように作りました。(朗読劇ですけど。)
ふつうに一人が一役演じることもできます。
高校演劇(制限時間60分)で使えたらいいなと思ったりしています。

日本のシェイクスピアを、変えたい。



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