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人生の正解も不正解もないから、やりたいことやるしかない

3月になりましたね🌸本当に年明けから3月まではいつもあっという間に感じます。

購読している致知という雑誌の、2月号掲載の京都大学理事の野崎治子さんの記事がとても良かったので、まとめと感想兼ねて書いてみました。

仕事は「きょう何してあそぼう?」と考える

職場が嫌で、野崎さんが会社を辞めようとお世話になった人のところに挨拶に行くと、

「会社に来て働こうと思うから面白くない。きょう何して遊ぼう?って考えて会社に来い」

と言われたそうです。そこから考え方が変わり、会社を辞めずに続け、女性初の役員にまでなり、新人研修でもこの考え方を教えていたそうです。

たしかに、「今日は書類を作って遊ぼう」「今日は〇〇さんと話して遊ぼう」と考えるだけで、少し心のゆとりが出て、〜しなければ、という考えから解放されますよね。

私も最近、単純に忙しい上に、自分は結局何をしたいんだろう…と迷走していたのですが、仕事の内容に関わらず、〇〇して遊ぼうと楽しめる心を持ちたいですね。

歩いた後ろに道ができてくる「川下り型のキャリア」

キャリアには、ゴールが明確な「山登り型のキャリア」と川を下るように流れに身を任せて生きる「川下り型のキャリア」があると書かれています。
野崎さん自身、人生・キャリアで特段こうしたいという思いはなかったそうで、そんなときに「川下り型のキャリア」の話を聞いて救われたそうです。

私も人生の目的には絶賛迷走中だったので、この考え方良いなと、非常に響きました。
記事の中で、特に女性は結婚・出産があると仕事上のキャリアを考えにくいというお話もあり、非常に共感できて、目的を決めすぎない、こだわりすぎない生き方も素敵だと思いました。

今できること、やりたいことを頑張って、力をつけて、選択肢を増やしておく。そして、後でやりたいことが見つかった時に、それまで培ってきた力を存分に使っていく生き方も、変化の多い今の時代にはぴったりなのではないかなと感じます。

独身で、子供がいなくても、できる役割はある

野崎さんは、独身で子供はいないのに次世代育成を語るなんて…と思っていたそうです。そんな時に同級生から、
「私は子供2人育てるのに四苦八苦してるのに、あんたは会社で何百人もの人を育てている。社会的子育てをしている」
と、言われたそうです。

女性であれば、結婚、出産がある意味一つのステータスとなり、中には「結婚・出産するのが当たり前」と考える人もいると思います。
私自身も、周りが結婚や出産する中で、自身は予定も全くなく、自分の意志として本当に結婚・出産をしたいのか?もよくわからないまま、周り比べて出遅れていると焦っていました。

流行りの婚活アプリで活動したりもしていて、もし仮に次に進む相手が現れたら、一時的には楽しいかもしれません。
そのために、他のやりたいことをやらず、本来のこうありたい自分を、すり減らしてまでやっている感覚もあり、いつまで続くか分からないことを続けて、限りある時間をやりたいのかわからないことに費やすのは何か違うなと思いました。

その状態で出会った人と、人生全体やトータルで見た時に良い方向に行く気がせず、しばらくアプリ活動はやめることにしました。

野崎さんの話を読んで、「別に、結婚も出産もしなくても、生き方って色々あるんだな。」と思えました。
婚活アプリで疲れて、心をすり減らして、本来の輝きを失うくらいなら、今やりたいことやって、仕事も適度に頑張る方が楽しそうだなと気持ちを明るくしてもらいました。

心に刻んでおきたい「ABC+DE」の考え方

野崎さんが以前に、イラク派遣部隊の指揮官を務めた番匠さんから聞いた「ABC+DE」の考え方というものがあります。

「当(A)たり前のことを馬(B)鹿にしないでちゃ(C)んとやる、で(D)きるだけ笑(E)顔で」

これを意識した結果、番匠さんはイラクから無事に帰ってこれたそうです。全ての物事に共通する内容ですが、忘れがちなポイントだなと思いました。

「努力は報われないかもしれない、けど、努力したら必ず成長する」という最後の言葉も心に残りました。
結果が出るかどうかは状況や時代など、色々要因はあるけれど、ABC+DEを心がけ、努力をしてさえいれば、成長していつかは何かしらの形で報われる。

そんなふうに思えれば、結果が出なくても頑張れるのかなと思いました。

この世に正解の生き方はない。頑張りたいことを頑張ればいい。

仕事で出世することも、結婚することも、子供を持つことも、別に必須でもないし、正解でも不正解でもない。
それらが、自分の人生でやりたいことであり、モチベーションを上げるのであれば、やったらいいし、そうでもないのであれば、周りに合わせてやる必要は一切ない。

自分がモチベーションが上がることはなんなのか、何をしたら人生楽しくできるか、を考えて、素直にそれをやってあげるのが大事だと思いました。

やりたいことをやるために、仕事でお金を稼がないといけないとか、努力しないといけないこと、頑張らないといけないことはあります。
それらの少し嫌だなぁと思うことも、〇〇して遊んでやる!と思えれば、少し楽しめたりもするのではないでしょうか。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

salar

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