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【2023年転職記録その3】転職内定後のオファー面談:成功への鍵と準備

転職活動が成功し、内定を手に入れる喜びは格別です。しかし、次なる重要なステップであるオファー面談においても注意が必要です。オファー面談は、新たなキャリアの一歩を踏み出すための重要な場面です。以下は、今回の転職で私が実際にやった、内定後のオファー面談に向けた準備とポイントをまとめました。

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1.事前準備 内定通知/オファー内容の確認

内定通知を受けたら、内容を十分に理解しましょう。
給与、福利厚生、職務内容など、全ての項目を確認して納得のいくものか確認します。これによって、面談時の話題を具体的に進めることができます。

給与は「試算シート」を作成する

オススメは、スプレッドシートに現職の給与明細、労働条件通知書を見て、項目毎の金額を書き出し、オファー内容と比較する「試算シート」を作成すことです。
疑問点はしっかり書き出しておいてください。
例えば、手当てや補助は支給条件がないかです。条件を満たしているかは入社後に確認され、確定すると思います。なので、支給されない可能性もあります。

試算シートの例

職務内容・就業先・時間

カジュアル面談や、面接時に確認している職務内容であるかを必ず確認してください。「担当予定職務」などのような項目が、内定通知書の中にあると思います。
また、面接時はフレックスと聞いていたのに、固定時間であったり、リモートと出社のハイブリッドと聞いていたのに出社しか記載がない、など気になることは書き出しておきましょう。

自身の希望と照らし合わせる

内定通知の内容を自身のキャリア目標やライフスタイルと照らし合わせてみましょう。将来の展望と合致するかどうかを確認することは重要です。
具体的なキャリア計画やライフプランを交えて、どのように新たな職場で成長していきたいかを整理しておきましょう。
整理した内容に対して、人事制度などにおいて質問することがないかを見つけておくことがポイントです。
例えば、自分に与えられる裁量権、自分に期待されている成果、組織構成などを確認する。のようなことです。

「オファー面談で確認したいことリスト」を作成

ここまでで整理した内容をもとに簡単なリストを作成しましょう。
事前に相手先へ送付しておくまでできるとより良いです。
なぜ事前に送付するかと言うと、回答が決まっている事柄にまで、オファー面談の時間を使わずに済むからです。

例として、「給与の締日と支払い日」などは、回答が決まっていることです。ただ現職との切り替わり期間にて、転職先の最初の給与をもらうまで、期間が空くことなど想定が必要なので聞いておきましょう。
オファー面談では、内定通知にレベル10になるって書いてあるけど、どういう意味か、制度上どうすればレベル11に上がるのかなど、内定通知に書かれた内容について疑問や不明点があれば、それを説明いただく時間に使うことが面談時間を有意義にするポイントです。
※内定者に対しての情報開示範囲が限定的なものもありますので、詳細に教えることがまだできないという場合もあると思います。

オファー面談で確認することシートの例

2. 整理した質問事項の確認

オファー面談では、「オファー面談で確認することシート」を使い、疑問点や質問事項、気になる点は逃さず質問しましょう。
自身のキャリアの一環として、詳細な情報を求める姿勢を示すことが大切です。

収入面の交渉

給与やボーナスなどの収入面についての交渉が必要な場合、事前に希望条件を明確にしておきましょう。市場の相場や自身のスキルを考慮した上で、適切な収入を提案できるように心構えしておきます。
役職や人事制度の延長で、給与体系を聞くことで、自身のオファー年収であると、社内の位置はどのあたりかを知り、交渉額が無理のない範囲かを確認しましょう。

年収交渉術に関しては、以下の書籍を参考にされると良いです。
著者のmotoさんは4度の転職でサラリーマン年収1000万円、副業年収4000万円を稼いでる方です。ですが、記載されている内容はmotoさんだからできること。ではなく、誰でもできる工夫であり、考え抜いてやり抜いている。というものです。
その他にも職務経歴書の書き方なども非常に勉強になります。


入社までのタイムライン

入社日や研修期間、手続きなど、入社までのスケジュールを確認しておきましょう。これによって、退職手続きや生活の調整がスムーズに行えます。自身の予定やスケジュールを把握し、円滑な移行をスケジュールできるようにすることが重要です。

感謝の意を伝える

オファーを受け入れる意志を伝える際に、感謝の気持ちを忘れずに表現しましょう。企業への尊敬と感謝を伝えることは、好印象を与える要因となります。丁寧な態度で受け答えし、新たなスタートに向けて前向きなエネルギーを伝えることを心がけましょう。


これらの手順を踏んでオファー面談を進めることで、自身の意向や要望をしっかり伝えつつ、新しいステージに向けて良好なスタートを切ることができます。

最後に

内定後のオファー面談は、新たなキャリアのスタートに向けた重要な一歩です。事前の準備と自身の意向を明確にすることで、良いスタートを切ることができるでしょう。どうぞ成功への準備をしっかりと整え、新たなステージへの飛躍を楽しんでください。

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