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昔の怖さをもう一度

夏の課題映像におススメされた呪術廻戦をきっかけに
最近は呪いについてどっぷりハマっている私。
なんでもかんでも「そりゃ呪いだ」なんて言っている気がする。


呪いかぶれの、44歳。なかなかの仕上がりだな。
ヤバイと思いつつもにやけてしまいます。

Googleで呪いについて、ちびちび調べてきたら
「あなたちょっとどうにかしていると思うけど、これ好きでしょ」
そんなことを言われつつ、おススメ記事に
遠野博物館で呪術についての企画展が上がってきました。

↑検索したら市のホームページなんだ!ってビックリ。


遠野博物館は過去何度か訪れたことがあります。
小学生の頃、岩手県に暮らしていたことと
「遠野物語」に両親がとても興味があったことが重なり
子供も一緒にと見て回った記憶があります。


遠野地方にまつわる昔話についての展示です
河童や座敷童などなど、妖怪に由来がある話も。

で、結構「おどろおどろしい話」が記憶として残っています。
かっこうとホトトギスなんて特に
「ある日姉がお芋を掘って焼き、固くておいしくない部分を自分で食べおいしいところを妹にあげた。
ところが妹は「自分がおいしくない部分をもらったのではないか?」「きっとお姉ちゃんが食べたほうがおいしいに違いない!」と…姉を包丁で(自粛)」

そんな人の欲深さ、過ち、後悔など渦巻いた話が結構あります。

そんな展示を「なんだか暗いなぁ」とその当時は感じていましたが
妙に共感する部分もあったのです。

何に共感したかっていうと
人の業、のようなものにです。


当時、私は同級生に放課後呼び出されてはいじめられていた時期。
登校拒否から脱したのですが、少しだけ状況は「緩く」なっただけで
無くなりはしなかったのです。

その時いやって程「人の中に渦巻くどす黒いなにか」に触れていたのです。


遠野地方の言い伝えってことは随分昔なのに対して変わんないんだ。
そんな風に感じながら展示を見ていたものです。
人間不信の小学生が斜めに見ていたなぁ。今思えば。


遠野物語の「人の業」と「呪い」は結構親和性が高いなぁと思うのです。
どす黒い渦巻から、やはり強弱はあるものの呪いって出てくるんじゃないかな、と勝手に感じていますし。

呪いはまじない、の意味もあるそうなので
イイにつけ、悪しきにつけ昔はまじないで何かを鎮めたり。
お祝いって意味もあったのかな。

今の私が見てみたらどう感じるのだろうか?少し興味もあります。
ただ如何せん遠い。遠野だけに。

企画展はあきらめるとして
いつか今の私があの博物館で何を感じるのか、再度確認してみたいですね…



あと、遠野市内には伝承館があり
伝統の曲がり家があります。
遠野物語にでてくる「オシラサマ」がある一室があるのですが‥‥

すごいんです。私は恐怖すら感じました。
それが数の問題だけではないような気が…(霊的な何かではないです。)
是非行く機会がある方はおススメです。いろんな意味で。
呪いなのかなぁ…なんでしょうねぇ。


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