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スモールビジネス大全のマーケティング戦略公開

おはようございます。中国の国慶節が終わり、ぼちぼち中国輸入の仕事も進めていかないとなと思っているプロコンです。
何かモノを売るときは綺麗ごとを語るのは、売上を増やすための鉄板ではありますが、正直なところを含め語ったほうが自分も気持ちいしお客様も喜ぶことが有るかもなと最近は思っています。

今回は今まで整理して話してこなかった、定期購読マガジン「スモールビジネスの教科書」を作った目的についてお話したいと思っています。

勿論、ただ「読者の皆様の!売上を!増やしたい!」みたいなきれいごとだけをポエムのように書いても意味がないので綺麗な目的とリアルな目的どちらについてもお伝えしていきます。
「あ、事業を作るときってそんな感じで考えてるんだ」とか「なるほど、これにはこういう意味があったのか」など、少しでも皆様のためになるような内容にしていきますので是非ご覧ください。

※1. 綺麗な目的、リアルな目的はどちらも本心であり、発信した時に耳ざわりが良いかどうかで分類しているだけですので誤解無きようお願いします。
※2. スモールビジネスの教科書は有料マガジンですが、この記事はセールスを目的とした記事LPではないので安心してください。

スモールビジネスの教科書を作った目的(綺麗Ver)

スモールビジネスの教科書の目的は既にご存じの方も多いと思いますが、

・このマガジンの読者からスモールビジネスオーナーを増やす
・既にスモールビジネスを経営している人の売上を伸ばす

どちらの目的も、”クライアント様候補が増えるから”、”シンプルに気が合う人なら友達になりたい”という単純な理由です。

スモールビジネスの教科書の目的は分かったけど、そもそも何でスモールビジネス情報を発信しようと思ったのか?

その理由(綺麗Ver)を説明すると4つになります。

・スモールビジネスの具体的事例を紹介する情報源が少なすぎる事に気付いた
・リサーチをまとめることで自分自身の整理にもなる
・情報を発信することで人とのつながりや情報が増えることを知っていた
・そもそも人に何かを伝えるのが好き(適性がある)

スモールビジネスの具体的事例を紹介する情報源が少なすぎる事に気付いた

元々は自分自身の悩みがきっかけでした。私自身、会社を経営しスモールビジネスをいくつか運営している中で「他の事業はどうしているんだろう?」、「成功してるスモールビジネスの共通点ってなんだろう?」と気になったときにアクセスできる情報源が限られていました。

スタートアップの事例を紹介するサイトは山ほどあれど地味なスモールビジネスを紹介するサイトは少なかったのです。

それも当然の事で、投資家からエクイティ(株)で資金調達をする必要があるスタートアップは「なんかやってくれそう」、「こいつ…できる」という未来を見せるために日頃から情報発信に力を入れる必要があるのです。
また、スタートアップの栄枯盛衰は映画やドラマ、小説など様々な媒体で展開されるほどに人気なコンテンツであり、スモールビジネスと比較すると情報量に差が出るのも仕方のないことです。

投資家に夢を見せるスタートアップ起業家

逆に、スモールビジネスの経営者は投資家から資金調達をする必要がなく発信するモチベーションは薄く、むしろそんなことをするくらいなら「好きなことをしていたい」という人の方が多いです。
そのため世の中にスモールビジネスの情報が少ないのは当たり前の事なのです。そもそもコンテンツを作るメリットとモチベーションが無いのですから。

リサーチをまとめることで自分自身の整理にもなる

「パンセ」を書いたフランスの哲学者ジュベールのこんな言葉があります。

教える事は二度習う事である

数百年も前から言われているように、誰かに何かを伝えようとするときそこには自分のフィルターを通した「編集」が発生しています。
この編集作業こそが人間の理解を深める重要なポイントなのです。

つまり、私がリサーチしたスモールビジネスの情報や知られていないビジネスモデルの話などを「編集」することで私自身、スモールビジネスやビジネスモデルへの理解を深めることができています。

noteでの情報発信を始める前から自分用に役立つ知識を整理していましたが、不特定多数の目にさらされる場にアウトプットするのとでは「編集」の密度がまったく違うことを日々実感しています。
初期の両津勘吉と最新巻の両津勘吉の絵柄くらい違います。

情報を発信することで人とのつながりや情報が増えることを知っていた

これは世の中の真理なのですが、”与える人ほど得る”という法則があるのです。アダム・グラントの「GIVE&TAKE与える人こそ成功する時代」が流行ってからよく聞く法則ですが、私自身もそういう実感があります。

※1:1で人を選ばずに何かを与えてしまうと、「テイカー思考」の人に与えた場合に何も帰ってこないのでご注意を。

特に、情報というものは複製可能であり一度作成したならば低コストで複数人に伝えることができます。
私が、骨太な有益な情報を整理してあなたにお伝えするたびに、”普段会えない人へ会える”、”知らなかった情報が手に入る”チャンスを得ています。

そして、スモールビジネスの情報を発信したところで競合が増えて自分のビジネスが立ち行かなくなるなんてことにはならないと思っていました。スモールビジネスという語感から勘違いされがちですが、スモールビジネスの市場はめちゃくちゃでかいです
なので、安心して情報発信ができています。

そもそも人に何かを伝えるのが好き(適正がある)

最後に書きましたが、これが一番大きな理由かもしれないです。

成果報酬型のコンサルを始めたのも、馴染みの店のオーナーに雑談的に情報を教えていったからですし、情報や思考を人に伝えるのが好きなのです。

確かに、有益な情報を収集し、整理、編集し、文章にするというステップは正直に言うと面倒くさいです。ただ、ジブリ映画の宮崎駿監督が言っているように”世の中の大事なことって、たいてい面倒くさいんだよ”
そして、面倒くささの中にも「人に情報や思考を伝えるのが楽しい」という適正も持っているので作ってもいいかもな、と思ったのです。

ちなみに人間自体が、誰かに何かを発信するのが気持ちいい生き物だと言われています。おじさん上司が新入社員に対して、くどくどと昔はこうだった説教するのもそうですし、Twitter上でインフルエンサーに自分語りのクソリプを飛ばすのもそうです。
アイドルに絡んで、的外れなアドバイスをするのも全て「自分が気持ちいから」やっているのです。

上の記事にもあるように、自分の話をするときセックスと同じくらいの脳内報酬系が刺激されるのです。
この記事も「スモールビジネスの教科書をなぜ作ったのか?」という自分語りをしている要素がふんだんにありますよね?ごめんなさい。この後のリアルな目的からはためになる情報が増えていきますので、お許しください。

そんなこんなで、ふとした時に「スモールビジネス情報をまとめたスモールビジネスの教科書を作れば面白いかも」と気づいたわけです。

・需要がある(スモールビジネス情報知りたい)
・不満がある(スモールビジネス情報がまとまってない、少ない)
・実現可能性がある(海外のスモールビジネス情報を収集できる、経験もある)
・適性がある(文章を書くのが好き)

これが、普通に整理して出てきた「スモールビジネスの教科書を作った目的ときっかけ(理由)」です。

ここからは、マガジンの購読者限定になっていきますが、有料部分では

・スモールビジネスの教科書の将来的な目標(実際何を考えているのか)
・スモールビジネスの教科書のマーケティング戦略の裏側
・読者を何人まで増やすと単体黒字事業になるのか
・収益が落ちるのに単品販売ではなく定期購読にした理由

など現時点で考えていることを共有していきます。事業をつくる際のリアルを知りたい方には面白いです。

単品購入(980円)もできますが、定期購読(初月無料で980円/月)がおすすめです。いつ購読を始めても今月分の記事が全部読めるのでお得です。

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