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営業嫌いを克服してチャンスを20倍(ガチ)にする方法

営業、慣れている人からしてみればただのタスク。

しかし未経験の人からしてみれば得体のしれないタスク。

それが営業。営業未経験で起業する人の多くは営業に苦手意識を持っています。

営業から無意識に逃げてしまう。

商品コンセプトやビジネスモデルを設計する上でお客様にインタビューするときは問題がなかったのに、いざお金をもらう段階になると急に緊張する。

いざ営業が必要なフェーズに入ると、

「まだ商品コンセプトが改善できるかも……」

「今のビジネスモデルだとちょっと弱いかも」

「買いたいって言ってくれる人が出るようにSNSを運用しよう」

など、タスクを自分に課すことで営業から無意識に逃げてしまう人もいるでしょう。

酷い場合には営業が必要な事業そのものを避けるようになることもあります。

95%のチャンスを逃すことになっても営業から逃げますか?

その気持ちは分かります。未経験の人にとってはお作法も何もわからない得体がしれないものですもんね。

しかし、持たざる者がスモールビジネス起業するなら営業から逃げないかどうかで進めるルートが大きく変わります。

営業から逃げるというのはとてつもないハンディキャップを背負うことになるのです。まず、toBの事業を作るのが難しくなります。

経済産業省が2023年8月31日発表した「令和4年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」ではBtoC-EC市場規模は22.7兆円、BtoB-EC市場規模は420.2兆円とされています※。

※本調査においては「インターネットを利用して、受発注がコンピュ ータネットワークシステム上で行われること」をECの定義としています。

令和4年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)より引用
令和4年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)より引用

電子商取引の話ではありますが、市場規模に約18.5倍もの差がついているのです。構成比率をBtoC-ECが約5%、BtoB-ECが約95%。

BtoBでは営業が必要、EC以外でも比率は同じという強引な前提ではありますが、営業から逃げるだけで市場の約95%にアクセスできなくなるのです。

「起業したいけど営業が必要な事業はやーめよ」→チャンスを95%失う。

コレが現実。自分で営業するかどうかはさておき、営業への苦手意識をなくした方が賢明だということが分かるかと思います。

自分で商品を持たなくても良くなる

営業への苦手意識を軽減すれば自分の商品がなくても事業を作ることが出来ます。そう、あなたが苦手意識を持っていたように、世の中には「営業をしてもらいたい」と考える人に溢れています。

商品は魅力的だけど営業が整っていない人にアプローチすれば営業代行で事業を作ることができるようになります。

しかも、扱う商品を増やすためにアプローチするのも営業のうち。つまり、スキルや経験を積みながら事業を作れるのです。

お得すぎません?営業への苦手意識なんて今すぐ軽減した方がいいですよね?

無意識による呪いのせいで不安になっている

そもそも、なぜ苦手意識を持っているのでしょう?

なんとなく「営業が苦手」という人はめちゃくちゃ多いわりに、その原因を言語化したことのある人は少ないです。

ズバリ言いますが、根幹にあるのは無意識による呪いです。スピリチュアル的な意味の呪いではありません。

例えば

  • ちゃんとしなければならない

    • 営業に行くときはきちっとしたスーツでなければならない

    • 革靴はキレイでなければならない

    • 営業では普段の言葉遣いではなく丁寧な言葉でなければならない

    • お金を出す方が偉いので顔色を窺わないといけない

    • 営業には正しい作法があるはずだ

    • 営業はミスをしてはいけない

  • 営業は成約をとらねばならない

    • 成約率を上げる正しいスクリプトがあるはずだ

    • 商談中に生じる可能性のある相手の疑問へはすべて答えねばならない

  • 相手を不快にしてはいけない

  • 怒鳴られるかもしれない

などなど、あなたが無意識のうちに抱いている営業への印象。それが呪いとなってあなたを営業から遠ざけようとしています。

今回はあなたにかけられている営業への呪いを一つ一つ解呪していきます。

是非最後まで読んで、つかめるチャンスを20倍にしてください。


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