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終わりゆくテープ納品?〜サルミックス、データ納品の波を華麗に乗りこなすの巻

我が社の玄人が集う映像部。
過去にもボカシや肌修正、ローカライズなどの取材をしておりますが、今回はハード方面のお話を伺うことに。
というのも今年の3月末、放送局のCM素材の納品に関して、テープの使用終了という映像業界的に大きな改変が…。
乗るしかない、このビッグウェーブに。
と、思いきや、既に颯爽とボードを乗りこなす映像部
なのでした。



私:いつ頃から対策されていたんでしょうか?

映像部:昨年からですね。切り替わるのは事前に告知されていたので、XDCAMで納品出来るように機材を揃えたり、自社のシステムと擦り合わせながらお客様に対応できるように整えていったという感じです

私:既存のものに足していったという形ですか?

映像部:そうですね、HDCAMのシステムはまだ崩さずに

私:テープの代わりにどういった納品形態になったのですか?

映像部:おおまかには3つありまして、ひとつはXDCAMでの納品。そしてデータでの納品。データ納品は各々の規定に添いつつ、ハードディスクでお届けする形になります。そしてCMに関してはオンライン送稿というものがあります

私:その[CMオンライン送稿]というものの仕組みを教えていただいてもよいですか?

映像部:まずサルミックスからオンライン送稿用のサーバーにデータをあげて、そこから指示された放送局側に送稿される、という流れです。
今年の2月〜3月あたりから増えてきていまして、実績はありますので、是非ご相談いただければと!

私:実績があるのが安心ですね。まだ慣れていないという制作サイドも多くいらっしゃるでしょうし。
オンライン送稿を知らずにXDCAMで納品しているケースもあるかもですね

映像部:実はオンライン納品対応してますよというクライアントさんもいらっしゃいますのでね。
いずれにしても弊社としては柔軟に対応したいと思っておりますので、わからないことがありましたら気軽にご連絡ください

私:私もお話し聞くまではわからないことだらけだったんですが、本当によくわかりました!




という訳で相談して損無しの頼もしい我が映像部。
私達のようなポスプロがこの改変に先行して対応していきたいというなんとも心強い言葉も貰いましたので、安心して飛びこんでいただきたいものです。
実際にXDCAM中心になってみて、具体的に感じるメリットは複製の速さ!とも。
総じて良い波でございますね。




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