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2021.10.12 NHKの盗作・・・『拝謁記』の真相

2019年8月16日のこと…。
NHKがある大スクープを出したのを皆さんは覚えているでしょうか?

その内容とは、昭和天皇『拝謁記』が発見されたというニュースです。

『拝謁記』とは、初代宮内庁長官が5年近くにわたり、昭和天皇との対話を詳細に書き残したもので、その記述から、
・昭和天皇が、戦争への後悔を繰り返し語っていたこと…
・戦後日本の独立式典で、国民に深い悔恨と反省の気持ちを表明したいと強く希望していたこと…
・しかし、当時の吉田茂総理大臣の反対で、その一節が削られていたこと…
などが分かったのです。

これまで、
「昭和天皇が生涯、公の場で戦争の悔恨や反省を明確に語ったことはない」
とされていたため、この発見はNHKによる大スクープかと思われていました。

しかし…、

NHKによるこれら一連のスクープ全てが、ある1人の評論家の研究を盗作・盗用した形で報道されていた…。

そんな衝撃の事実が、週刊文春によって告発されてしまったのです。

実際、放送大学の原武史教授は、週刊文春でこのように告発をしています。

<こういった事実は評論家の加藤恭子さんが、16年前に既に明らかにしていることです。一連の報道を見る限り、大枠では加藤さんが書いてきたことを補強したに過ぎないという印象を受けました>

つまり、NHKが視聴者に対して「新資料」「初公開」「秘録」と謳った一連の報道が、加藤恭子さんの研究を奪う形で報道されていたということです。

当然、大学教員や研究員が、このような盗作・盗用を行えば即刻、懲戒免職に値するほどの大罪です。

それを、“公共放送”を謳う、日本全国で数千万人の人々に情報を提供するNHKが、自分のものではないのに自分のものだと偽り、私たち国民全員の信頼を裏切る形で嘘の情報を流していたのです。

さらに、

“著作権 NHK”として放送することで、加藤さんの雑誌論文と著作を盗作・盗用したNHKは、資料の第一発見者としての彼女の名誉を奪ったことに加え、著作権使用料を支払わないことによって、経済的損失までもを与えたというのですから、返す言葉もありません…。


普段、私たちがテレビの放送を観るだけでは、このような事実を知ることはできません。

そして、これはあくまでもメディアが隠している一部の不祥事例。

実際は、これ以上に隠蔽しているものがありますから、その体質はかなり深い闇があるといえるでしょう。

なぜ、NHKはこんな腐った組織になってしまったのか…?
いつから、このような体質になってしまったのか…?
他の朝日や毎日、フジなどはどうなのか?

全ての始まりは今から約76年前、マッカーサーによる占領政策に隠されています。

彼が日本に課した、たった1つのルール…。

日本の放送業界を一変させた、ある大事件の正体…。
それが『ラジオコード』だったのです…。

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