2023.8.17 中国外相の解任に潜む女スパイ
2023年8月9日の記事でも取り上げましたが、最近、中国共産党の習近平が秦剛国務委員兼外相を解任し、話題になりました。
実は、秦剛外相は1ヶ月前ほどから失踪していて、その原因は、女性アナウンサーとの愛人関係が問題になったのではないかと噂されています…。
しかし、習近平の側近の人間なら、愛人関係がバレたくらいで問題になりません。
問題は、その女性には裏の顔があったということで、それは習近平も許せませんでした。
今回は、その女性の裏の顔とは一体どんなものなのかについて、少し書いていこうと思います。
秦剛外相の解任の真相
7月25日、中華人民共和国の秦剛国務委員兼外相が解任されました。
秦剛外相がクビになった原因は、傅暁田という香港の有名な美人アナウンサーとの関係が判明したからです。
彼女は、以前から秦剛外相の愛人ではないかと噂されていました。
恐らく愛人というのは確かでしょう。
しかし、これは彼女の表の顔。
実は、他にも別の側面があったのです。
それは、人民解放軍のスパイ。
彼女の経歴を見てみると、これはほぼ人民解放軍がスパイとして育てた人だということがはっきりします。
しかし、中華人民共和国のトップの外相なら、人民解放軍の女スパイと愛人関係でも、揉み消してしまうことができるはずです…。
では、なぜ今回クビになってしまったのか。
実は、彼女がイギリスのMI6との二重スパイを行なっていたことが分かったのです。
MI6のスパイだったということが判明したため、秦剛外相の持っている大事な情報が、傅暁田を通じて英国の守旧派を中心に流出するのを恐れ、クビになったのではないかということです…。
女スパイ傅暁田の誕生
傅暁田は北京言語大学に入学し、その後、北京大学に転学しています。
これは、相当強力なコネがないとできません…。
バックに特殊な経歴を持つ人がいる人物だということが分かります。
その後、26歳でフェニックステレビに入社し、すぐロンドン支局長に大抜擢されます。
とにかく出世が早かったのです。
フェニックステレビというのは所謂、人民解放軍と非常に関係の深いテレビ局です。
恐らく、彼女が北京言語大学に在学中に、人民解放軍が諜報関係の人間としてリクルートし、特別待遇を受けたのだと思います。
ところが、イギリスに赴任中、MI6の紐が付いたということです。
習近平の決断
現在の中国共産党の習近平政権では、英国守旧派を中心とする無国籍グローバリストとも対立していくという路線です。
そのため、イギリスの紐が付いているとなると、これは許されないことになります。
習近平も相当悩んだことでしょう。
なぜなら、秦剛外相は習近平の洗脳外交を自ら率先し、習近平に忠誠を尽くしていました。
習近平も、彼をとんとん拍子で出世させていたので、クビにすることは自分の任命責任ということにもなります。
でも、これは仕方がないということでクビにしたのです。
こういった経緯もあり、秦剛外相が今後復活する可能性はほぼないでしょう。
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