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華のキャンパスライフを送りたかった

先日書いたnoteで過去を振り返ってみて、ふと思った。
華のキャンパスライフを送りたかった、と。

私の大学はクソ田舎にあった。いや、そこを選んだのは自分自身だろって話なんだけど。
当時は(というか今もだけど)将来も何も考えておらず、何となく受験して行ける所に行けばいいやという考えであった。立地もあまり深く考えていなかった。

どれくらい田舎かというと、電車は1時間に2本しか来ない。駅前にはコンビニと小さな飲み屋しかなかった。遊ぶとこなぞあるはずもなく。
と書くともっとヤバいガチ田舎をなめんな!と怒られそうですが、埼玉の首都圏近郊で生まれ育った私にはこれでもだいぶ面食らったものであった。
(一度オープンキャンパスで訪れてはいたが、その時はぼーっとしていて周りをよく見ていなかった)

まあ都内の大学に通ったからと言って、華々しいキャンパスライフを送れるかは別なんだけどね。むしろ友達作りが苦手な私には手が届きようがないピカピカの理想が目に見えて、もっとつらい大学生活を送っていた可能性の方が高い。
それでも、時間の有り余る大学時代を都会で過ごしてみたかったという思いが今になって沸々と湧き上がってきている。実家から都内も通えたのだからなおさらだ。

大学というのは適当に過ごすことも、有意義に過ごすことも、本人次第だ。私は勉学でも、交友関係でも、無駄に過ごしてしまったと思う。お金を出してくれた親に謝りたい。
過ぎたことを悔やんでも仕方がないのだが、このことは一生引き摺るんだろうなと悲しくなる。


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