見出し画像

現代ファッションのこと

ファッション業界は長らく、トレンドという名の周回列車を待っては乗り込み進んできました。
昔も今も変わらずに求められるのは"売れ筋"であり。〇〇の店で売れたから〜、〇〇の素材は外さないね。など、売れている商品を引っ張ってきてはパクリ、そのいたちごっこを続けてきている。

人が服を欲しいと思う気持ちは少なからず、自分を良く見せたいと思う少数派と、みんなが着ているから自分も着たいという、自我の無い多数派に大きく分かれ、作り手からすれば、平たく言うと、多数派へ向けた"つまらない"服が受け入れられることは多くない。つまりそう言う服を店側は渇望するのだ。

服なんて着れれば良い、それもしっかりとした考えだが、一方でファッションに心を躍らせる若い世代、大人になっても自分を魅せることを怠らない方には頭が下がる。ボクも同じ部類だ。

自分を表現できる衣(ころも)を纏い、常に面白い着方、着こなしを考える。詰まるところの自由さはインスタを始めとするSNSを皮切りにインフルエンサーなる先導者が多数存在するおかげでファッションの多様化に成功していたかのように思えた、しかし昨今ではインフルエンサーを業界側が扱い操りはじめてから、また自分を表現するものからかけ離れてきている。

つづき
→2020/5/26
ファッションとリモート
→2020/5/27
ブランド価値

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?