ウイスキーの分類

ウイスキーの分類は以下のものがあります。
モルトウイスキー
 シングルモルトウイスキー
 ブレンデッドモルトウイスキー
グレーンウイスキー
 シングルグレーンウイスキー
 ブレンデッドグレーンウイスキー(あまりない)
ブレンデッドウイスキー

モルトウイスキーは、大麦麦芽(モルト)だけを使用して、単式蒸留器で蒸留されたウイスキーです。
グレーンウイスキーは、穀物(主にコーン)を使用して、連続式蒸留器で蒸留されたウイスキーです。
シングルモルトウイスキーは、モルトウイスキーの中でも一か所の蒸留所で造られた(蒸留して熟成した)ウイスキーです。
 山崎、余市、グレンフィディック12年などがこれに相当します。
ブレンデッドモルトウイスキーは、モルトウイスキーですが、複数の蒸留所で造られたウイスキーをブレンドしたウイスキーです。
 竹鶴などがこれに相当します。竹鶴のラベルにはPURE MALTと表記されていますが、世界標準ではブレンデッドモルトウイスキーと言います。
シングルグレーンウイスキーは、グレーンウイスキーの中でも一か所の蒸留所で造られたウイスキーです。
 ニッカカフェグレーンなどがこれに相当します。

ブレンデッドウイスキーは、複数の蒸留所のモルトウイスキーと複数の蒸留所のグレーンウイスキーをブレンドしたウイスキーです。
 ジョニーウォーカー、バランタイン、シーバスリーガル、オールドパー、ホワイトホース、ブラックニッカ、サントリー角瓶などはブレンデッドウイスキーです。シングルモルトウイスキーに比べて飲みやすく、価格も安くなっています。


余市蒸留所 単式蒸留器
ニッカウヰスキーホームページより
ウイスキーは通常この蒸留器で2回蒸留されます
宮城峡蒸留所 連続式蒸留器 コフィースチル
宮城峡蒸留所 ホームページより
通常かなり大きな装置です。
宮城峡蒸留所の連続式蒸留器の建物は7階建てビルくらいあります。




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