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実録40歳の婚活(19):お見合い再開。開始前にお断りと思ってしまった話。

2ヶ月休会ののち、お見合いを再開した。

前々回の婚活記録で書いた通りわたしが苦情を入れたものだから、新しいご担当の人と電話で挨拶をして再開となった。

休会している間、狙いどおりある程度新しい男性が入会していた。
とはいえ、市場でのわたしの価値も年齢も変わらないのだから、全く安心してられない。
20人弱申し込みをして、2人しかお見合いを受けてもらえなかった。
でももはや、これでも上等だということは分かっている。

定期的に、担当者から「この人はどうですか」と紹介される仕組みがある。
わたしの担当者は男性から女性に変わったのだが、この紹介に変化があった。
前の男性担当者の時はやっぱり男性目線なのか、ちょっと色々厳しい、と思うような紹介ばかりだった。
でも今回変わっていただいた女性の担当者からの紹介は、そのうち3人に申し込んだほど、わたしに合わせてくれたたものだった感じがする。
今回、そのうち2人とのお見合いが決まったというわけだ。

そして早速先週、一人目とのお見合いだった。
お見合い自体は3ヶ月ぶりくらいだったので、緊張するとかかわいいことを言いたいところだけど、もう13回も経験済みなもんだから、ぷらっと野暮用くらいの気持ちで向かった。

休会しているうちに新しい仕組みができていて、待ち合わせ場所に相談所の店舗を選択できるようになっていた。
担当者も立ち会っての待ち合わせ。
わたしは人見知りもしなければ、様子が分かっている物事にはやけに肝が据わっているから、自分たちだけでホテルのラウンジ集合でいいじゃんと思うんだけど。

相談所集合だと何が嫌かって、そこらへんのカフェでお見合いをしなきゃいけないこと。
女子会やカップルがふつうにお茶してる中でお見合いをしなくちゃいけない。
肝が据わっているわたしも、周りの視線が気になっちゃう。
「お住まいはどちらですか」
「お仕事はどんなことをされているんですか」
「休日はどんなことをされているんですか」
こんなことを隣でぎくしゃくしたオッサンとオバサンが話してたら、わたしならめちゃくちゃにきになる。
だからホテルのラウンジで周りがみんなお見合いの中の方が、素のままで話せる気がする。

男「お酒は好きですか?」
私「わたしはお酒は苦手であんまり飲めないんです」
男「デートではどんなところに行きたいですか?」
私「映画を観に行くデートが好きです、そちらはどうですか?」
男「うーん、上野のせんべろに連れて行きたいなー」
おいおい、せんべろって主に酒好きの人が行くところだよね。

こういう噛み合わない会話以前に、実はわたしは始めから、この人無理と思ってしまっていた。
なぜなら、お口が臭かったのだ。

カフェにすぐに入れなくて、横並びでイスに座って数分待った。
ぎこちない会話をして待つその時、お口が臭ってきた。
そうきたかーーー。
緊張しているからかなとか、気持ちを立て直そうと努力したけれど無理だった。

友人が同じく相談所で婚活中のため、お見合いの後に連絡をしてお見合いがんばったご褒美に、焼肉を食べに行った。
さっそく口臭のことを伝えたら、
「それ歯周病だよ」とのこと。
友人は歯科医師だ。
そしてやっぱりその友人も、お見合い相手の口臭を感じたことが何度かあるらしい。
だいたいの口臭の原因って歯周病らしいし、友人は歯周病のにおいというのが分かるらしい。すごいな。

わたしは歯に対する意識は高い自信があるけれど、口臭には気をつけようと思った。

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