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実録40歳の婚活(36):相談所をやめて、アプリの人とメッセージを始めた話。

いよいよ、結婚相談所の退会手続きをすることになった。
二度引き止められたけれど、ようやく退会手続きの書類を送ってもらえた。

実は、相談所に入会している期間も、マッチングアプリにはずっと登録しっぱなしだった。
暇なときに開いて、時々来ている「いいね」をチラ見する、というだけの状況だったけど。
だって、相談所に入る前にアプリで出会って付き合った彼氏は、3人連続で悪いやつだったから。
その悪いやつら、2人は既婚者、1人は婚約者がいた。
彼氏とカウントしたくもないけど、ちゃんと告白されたのだから。
ちゃんちゃらおかしいって話。

そしてもう一つの実は。
次に入る相談所を、もう決めている。
相談所って本当にお金がかかるんだけど、わたしは子供が欲しいから、可能性のある年齢のうちは全力で婚活しようと思っている。
可能性がある年齢でいられるのも、どうせあと少しだし。
やるしかない。

とはいえ、ちょっと疲れちゃったし、ほんの少しだけ休憩しようと思った。
ほんの少し休憩したら、次の相談所の申し込みに行こう。

休憩しながら、ひとつ前の記事で書いたこの1年で得た2つの気付きから、やっぱりわたし自身が変わりたいと思い、この凝り固まった頭の中を改めよう、と必死だった。

まず、どんな結婚生活を送りたいか、具体的にイメージしてみた。

わたしは、毎日家族のために手料理を作って、みんなで食卓を囲んで、おしゃべりしながら食事をしたい。
休日は色々なところにお出かけをして、家族での思い出をたくさん作りたい。
なんでも話せて、家族のいる家が一番安心できる場所、にしたい。
夫婦で色々な映画を観たい。
ありのままの自分を受け入れてもらえて、ありのままの相手を受け入れられて、周りにある小さな幸せにも感謝しながら、穏やかに暮らしていきたい。

認めたくなくて、そんなこともう気にしていないフリをしてきたけれど、結局のところわたしが執着して譲れない、相手の年収とかスマートさって本当に必要なの?って考えてみた。

うん、必要じゃないわ。

まず年収は、世帯年収で考えればいい。
どうせわたしも仕事続けるんだし。
23区に住みたいわけでもない。
わたしの年収もあてにすれば、そこまで相手の年収が高くなくても暮らせる。
そして、スマートさ。
そんなもんもういらない。結婚は生活だ。

こうしてようやく考え方を改められた(と信じたい)わたし。
そんな時に、マッチングアプリで1人の男性とマッチングした。

その人は、マッチングアプリなのに、婚活用にプロに撮ってもらったような写真をプロフィールに載せていた。
今まで、わたしはそういう人を避けてきた。
ガチすぎるわ、と思ってたからなんだけど、ガチすぎでいいじゃん!
そういう写真を使っている人こそ、真剣に婚活をしているということではないか!

だから、前向きにメッセージのやり取りを始めた。

「どの辺りにお住まいですか?」
「休日はどんなことをされていますか?」
「どんなお仕事をされているんですか?」

あー始まった始まった。思い出した。
アプリでは避けて通れない、会うまでのこのやり取り。
めんどくさいんだけど、やるしかない。

がしかし!
早々に3往復目で、わたしは「もうこの人とのやり取り終わらせよう、、」と思うのであった。

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