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実録40歳の婚活(26):もしかして、わたしがおかしいの?

2024年、最初のお見合い。

今回もわたしから申し込んで受けてもらったお見合い。
というか、もはや申し込まれるのは、親世代orわたしが養うってことだよなという感じの人。
15人くらい自分から申し込んで、やっと1回お見合いができるくらいだ。
なんかもう辛くなってきたぞ。

毎回「今日のお見合いで最後になりますように」と願うのに、一向に叶えられることはない。

今回の相手は5歳上の人だったんだけど、たった5歳上なのにすごくおじさんだった。
昔からわたしは歳上が好きで、20代のころ5歳上の人と付き合った時には、ちょうどいいなと思ったはずなのに。
どうしてこんなにもおじさんに見えてしまうのだろう。

この答えはすぐ出た。

たぶん、わたしは自分の年齢の現実を、まだ受け入れられていないのだろう。
5歳上はすごくおじさんではなく、今のわたしにとっての現実なのだ。
友人と撮った写真の自分に驚いたり、ふと鏡を見て驚いたりして、確実に自分が年齢を重ねたことは分かっていても、今のわたしにとっての相応な相手については、まだ現実を受け入れられていないのかもしれない。

そして、会話も全く盛り上がらなかった。
何も話すことがなかった。
共通の趣味がなくてもいい、一緒に探せばいいし、趣味はお互いにそれぞれ楽しむのだっていい。
でも、最初から共通の話題が一つもないような人と、どうやって会話を広げたらいいのかな。
わたしはサッカーと少年マガジンと少年ジャンプの話をされても、何も質問することがない。

こんなに出会えないのはきっとわたしのせいだと思って、その夜友人に、
「わたしがおかしいのかもしれない」
と言ったところ、
「わたしもそう思ったことあるけど、たぶん私たちはおかしくないから大丈夫だ」
と言ってくれた。
その友人も長年の婚活ののちに結婚した、婚活経験者だ。

会っても会っても出会えなくて挫けそうになるけれど、
「わたしはたぶんおかしくない」
と言ってもらえるだけで、まだ頑張れそうな気がした。



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