夏の気分で冬の予定を立てるとバチが当たる。

整うはずのない自律神経が何もさせてくれないし、全身が乾燥で痒いし、今年から新たにハウスダストが邪魔してくるようになって咳が止まらないし散々で、あーもうむりですね、もう生活とかしたくないです、なにかやめたい、ひとまず1個放棄したいな、と思う。

PMDDのすごいところは罪悪感を残しつつ全てを諦めたくさせてくることで、つまりは義務全てが面倒くさくて、いつも律している「もうなんでも良いや」精神が全然律されない。
長女だから我慢出来るような事が全然我慢できなくなるし、我慢のできない自分がものすごく嫌になる。

そういえば、こっから2週間恋人に会えないわけだが、こっから2週間恋人に会えなくなる、という客観的事実がいやになってしまい、一緒に居られたここ4日をずっと寂しく過ごしてしまった。せめて一緒にいられる時間は笑顔を見せる可愛い彼女でありたかった。

寂しいに決まってんだろ、ひとりで入る布団は冷たいんだぞ、と虚空に向かって叫ぶなど。
俵万智とかが詠みそうなものですよ、ひとりで入る布団の冷たさなんてそんなひしひしと実感することないんだから。

末端冷え性なんだからなおさらこの時期はつらい、今住んでいるところよりも暖かい場所に就職したい、趣味のことも考えて東京に出やすいところに住みたい、と思うと関東圏しかない。関東や。関東に就職しよう。


社畜精神と朝帰りのタイミングがピッタリ合ってしまったおかげで、恋人の声が聞けた。朝4時半に電話がかかってくるなんて誰が思うだろうか、眠いはずなのに叩き起してしまって申し訳ないけど、「声聞きたいねぇ(反実仮想)」と言ってきたのは向こうなので許して欲しい。

今度遠出した時に浮気しちゃおうかな、と冗談を吐くので、冗談めかしく「だめだよ」と言った。
夜のお店、ナンパ、ワンナイト、マッチングアプリ、デリヘルetc.
まぁ色々な例が上がるもんですわ、と眠い目をこすりながら全部に「だめだよ」と言ったけれど、「全部(私)で満足してるからねぇ、しないよ」と最後に言ってくれたのが嬉しかった。冗談とわかっていても安心させてくれる優しさにときめいた。

来年から完全に遠距離になることに不安しかなく、遠距離の寂しさを他の人で埋めようとする行為に手を出してしまうんじゃないか、他の人で埋めていく間に私は要らない子になってしまうのでは無いか、という気持ちに追いやられてしまう。

あとさきのこと考えて不安になるけど、今は私で満足と言ってくれるあの人を信じてクリスマスプレゼントを物色している。
付き合った初日に「新しい財布はきっとサンタさんがくれるよ」と言ったのを覚えてくれているのか、彼の財布はボロボロのまま新調されてなくて、それもまたいとしく、愛をひしと感じるなど。

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