未藤

noteに書くほどでもないことを書きます。たまに地球の滅亡について、たまに今日食べたい…

未藤

noteに書くほどでもないことを書きます。たまに地球の滅亡について、たまに今日食べたいものについて。

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  • 読書感想文

    朝井リョウ・あさのあつこ・凪良ゆう・品田遊(敬称略)

  • 気に入っているもの

    自分が気に入っているものです

  • 食べたい

    食欲のまとめです。

最近の記事

宣誓

「社会人」当たり前に使っている言葉だが、すこし面白いなと就活を始めた時に思ったことを思い出す。 大学3年の6月に就活を始め、12月に終えた私は、今日、希望の会社に入社する。期間で言うと1年3ヶ月越しの入社だ。やっとだ。やっと。 2022年の8月 この会社に出会ったきっかけはインターンシップだった。その当時私は手当り次第デジタルマーケティング関連会社のインターンシップに応募しており、その中のひとつであった。しかし残念ながら、実は私はそのインターンシップの内容をほとんど覚えていな

    • 社会的動物

      コミュニティに所属することで、人生は充実する。人間は社会的動物であり、集団の中で生活していくことで安定する生き物であるから。 今日で約2年続けたインターンシップ型のアルバイトが終わる。本当に寂しい。大好きな人達と大好きな仕事が出来た幸せな時間だった。私の仕事は主にWebサイト内の充実で記事を作成したり、バナーを作ったり、アクセス数の分析をしたりとクリエイティブに寄りつつ大学の勉強を活かせる最高の環境であった。学んだことを持ち帰って活かすと、それだけで部署に貢献出来る、という

      • 近付くと

        は〜〜〜〜〜〜人生ってしょうもねえ〜〜〜〜〜〜と思っているのに続けてしまうのはどうしてなんだろう。 今年の誕生日は映画『正欲』を見に行った。私は原作の小説が人生で五本の指に入るほど好きなのでそれはそれは楽しみにしていたのだが、当然のように鑑賞後落ち込んでしまった。そういえば読了後も落ち込んだ気がすると思いながら一人で焼肉を食べて帰ったことを思い出した。 私は今年で22歳になった。22歳のことはもう少し大人だと思っていたが違うらしい。小学生の頃は近所のお兄ちゃんが大学に通う

        • 抑圧された感情の行方

          夜は感情が忙しなく動くらしい。丑三つ時は日本で古来から恐れられてきた時間らしいが、なるほどたしかに、私の気分の落ち込みも大体が夜中の12時から3時の間に起こることが多いように感じる。私は元来気分の浮き沈みが激しい方で、やる気のある時とない時、テンションの高い時とそうでない時、天と地のように差があるのである。これらを日中は封じてなるべく一定を保つように、出来れば高い方で保てるようにコントロールしているのだが、丑三つ時は魔の時間。普段抑えている感情が濁流のように押し寄せてきてコン

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        • 読書感想文
          4本
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        記事

          生きていていいよ、と言われたい

          献血が好きだ。そう言うと痛いのが好きなのか、とか注射も好きなのか、と聞かれることがある。特段苦手では無いのだが、針を刺される感覚や血を抜かれる感覚が好きな訳では無い。『献血』という行為そのものが好きなのだ。生きていていいよ、と認められるみたいで。 献血にも種類がある。一般的なのは200mlと400mlの全血献血。文字通り200mlか400ml血を抜き出す献血だ。といっても、200mlはあまりメジャーではなく、献血にご協力お願いいたします!と駅前で呼びかけているスタッフの多く

          生きていていいよ、と言われたい

          おお、金がない

          金がない。金のなさとは自由のなさだなと度々思う。 物価高や重い税金により前よりも人々の生活が圧迫されているらしい。らしい、というのは実際実家に暮らしている大学生のペーペーからするとあまりその実感が得られないのだ。たしかに子供の頃は6,000円くらいだったディズニーランドのチケットは先日10,000円を超えたし、私の賃金では1,500円のランチにはいけないなと思う。しかし、北海道で一人暮らしをしたことのある身であったとしても千葉4人暮らしの水道光熱費を見てもピンと来ないし、ト

          おお、金がない

          21歳、人生初の海外に行く。

          英語圏に生まれていればなあ、と思ったことは無いだろうか。私はこの世に日本人として生を受けて20年と少し。何度も思ったことがある。 日本人はどうやら英語が苦手らしい。私も例外でなく英語を避ける日々を送ってきた。 英語と直に触れ合った最古の記憶は小学校5年生の時。英語が小学生のカリキュラムに組み込まれた結果、北海道の片田舎でも今まで日本語さえ危うかった小学生達がAppleやWaterなどの単語をリズムに合わせて発言することになったのだ。私の小学校の時の担任は幸か不幸か大学で英

          21歳、人生初の海外に行く。

          自ら塩を擦り込む私たち

          スクラブをしていると注文の多い料理店を思い出す。 「注文の多い料理店」日本の義務教育を受けたなら恐らく読んだことのある人が大半だろう。オツベルと象や雨ニモマケズで知られる宮沢賢治の作品だ。 あまり内容は覚えていないが、たしか森で見つけた建物の中に入ると指示が書いてあり、その指示通りにミッションをこなしていくと知らず知らずのうちに自分で自分を下ごしらえしてしまう。 浴室でスクラブをしていると物語内で壺の中の塩を擦り込んでいたシーンを思い出す。 スクラブには色々な種類がある

          自ら塩を擦り込む私たち

          子供が欲しい人、どれくらいいるんだろうね

          私は人生に緩やかに絶望している。それは高校1年生の時に始まった。当時私は何も考えていないちゃらんぽらんな合唱部員で、歌うことしか考えていなかった。8時に朝練に行き、授業の後また部活、20時に帰宅して20時半までの下宿のご飯を慌てて掻き込む生活をしていた。歌が上手くなるのが楽しくて、毎日歌っていた。将来の事なんか何も考えていなくて、最強だった。もうあの最強にはなれない。 6歳の頃、叔父が死んだ。朝起きたら北海道に住んでいた私にとってびっくりするほど遠い「オオサカ」に住んでいる

          子供が欲しい人、どれくらいいるんだろうね

          愛は海月のように揺り動く

          久しぶりにnoteを書こうと思って左指を動かした。 思い立った理由は、今日イヤホンを忘れたからである。 三ヶ月ほど前からVTuberを見始めて、もうずっとそうだったかのように彼の配信に生活を委ねてしまっているのだが、イヤホンを忘れたせいで彼の特徴的な笑い声を聞くことが叶わなくなった。 「推し」というものが出来たのは初めてではない。むしろ数え切れないほどにいる。アニメのキャラクターから舞台俳優、芸人さんに至るまでたくさんの「推し」と「好き」に囲まれてきた。しかし、その誰に対して

          愛は海月のように揺り動く

          自己啓発本をはじめて読んだ

          ※自己啓発本を初めて読んだ時の感想です。 ※ネガティブな感想を含みます ※書いたのは一年前 「察しない男 説明しない女」を読み終わった。大学の教授が授業で取り上げており、二ヶ月前に図書室で借りたのをようやく読む気になったのだ。夏季休暇では10冊の本を2ヶ月借りられることになっている。返却期限まで三日。危ないところであった。 簡単に説明すると、「自分とは違う意見を持った男と女という二つの人間を一般化しカテゴリ分けしながらリアリティのある事例を取り上げ、どうしたら分かり合えない

          自己啓発本をはじめて読んだ

          「ただしい人類滅亡計画」読書感想文

          あなたは人類滅亡を願ったことがあるだろうか。 私はある。大いにある。特にストレスが溜まっているとより考えてしまう。人類って居なくなった方がいいんじゃないかと。人類滅亡は人類にとって、地球にとって「善い事」なのではないかと。 最近こんな本を読んだ。 『ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語』 品田遊が書いた小説だ。品田遊はダ・ヴィンチ・恐山としても活動を行っておりWebメディア『オモコロ』でライターとしてもYouTube出演者としても活動している。そんな彼の職業の

          「ただしい人類滅亡計画」読書感想文

          自己矛盾を抱えて

          ずっと生きたくないのに生きている。 それは死にたいとか、消えてなくなりたいとか、もっと言うと辛かったり、人生に大きく不満があったり。そういう事ではなくて。『生まれてきてしまったから生きている』という感覚が強くあるのだ。 私の家族は教師である父母、2歳下の弟。北海道の田舎でぬくぬくと育ってきた。周りと比較されて貶められることも貶されることもいじめられたこともない。両親も私を愛してくれていると思う。そして友達も多くいる。北海道にも、東京にも。一人での行動が好きな分、人といる時は

          自己矛盾を抱えて

          8/17 覚書 「就活の軸について」

          もう眠いので箇条書き。 ・今日はWebサイト運営のバイト型インターンに行った。これは長期なので特筆することはないが、一個上の先輩から就活の情報が聞けたのがとてもよかった。不安だけれど。 ・私の就活の軸は「デジタルマーケティングのスキルを磨いていける環境かどうか」である。もう少し具体的に言うと、社内研修など教育制度が充実しており、デジタルマーケティングを活用している会社に入社したいと考えている。 ・理由は「マーケティングで食べていけるようになりたいから」。今の私は大学で学ん

          8/17 覚書 「就活の軸について」

          学生時代の経験は死生観に大きく影響する。 時折、いつか死ぬのに生きるなんて面白いな、なんて考える。まあ今日食べたエビも、食べられるために産まれてきたわけじゃあなかろう。私だって死ぬために産まれてきたわけではないんだろうな。 でも、人はいつか死ぬ。いつか死ぬことが救いになっている人間もいる。 私は何かに失敗したらその場で人生を終わらせようと思って生きている。恥ずかしかったり取り返しがつかなかったり。実際そんな死ぬ覚悟なんか出来ちゃいないんだろうけど、でも、最悪死ぬしな……

          緊張とインターン

          夜中、頭痛で眠れなかった。ロキソニンを飲んで、めぐりズムを目に付けて寝た。 朝起きてメイクをして、パソコンの前に座った。吐くかと思った。オンラインで2daysのインターンシップ。普段ならなんともないが、ほぼ第一志望の企業。頭痛の原因がわかった。緊張だった。 インターンシップは楽しかった。グループワークは割と高学歴の人が多く最初は腰が引けてしまったが、進んでいくにつれてチームワークが形成されていった。私は初対面の人と話すのが好きだ。自分を知らないから、逆にさらけ出していけるあの

          緊張とインターン