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42.変化と決意とこれから|オグさん【応援note #2】

「株式会社メンヘラテクノロジーでインターン中」

Twitterのプロフィールをみて、私はすぐにフォローを返した。

オグさんにフォローを返したときに実はすごく興味を持っていた。
その方から今回、「応援noteお願いしてもいいですか?」と連絡をいただいた。

よくよくTwitterを見れば、理系女子。
話を聞けば地方大学生。
私と似ている部分もあることが少しずつ分かり、すごくワクワクした。

今回はそんなオグさんの応援noteを書かせていただきます。

↓オグさんTwitter


■「地元で就活」から大学院進学へ

現在、新潟の大学で4年生のオグさん。

3年生まではずっと、大学を卒業したら、そのまま地元の新潟で就職をするんだろうな…と考えていたそうだ。
小さいころから高校・大学と新潟の学校で学んできたオグさんにとってはそれがあたりまえのことだったのかもしれない。

オグさん自身は「地元の友達に頼ろうとしていた側面が強いのかも」とおっしゃった。

「大学に入っても、大学の友達より高校生の時の友達と遊ぶことが多く、就職した後も地元の友達と連絡を取り合えている方が楽だと感じていたのだと思う」


しかし今は、ストレートで卒業することをやめた。
就職も新潟から出る予定だそうだ。

心変わりしたきっかけは、オンライン就活のインターン。

オグさんが就活で悩んでいたタイミングで見つけたのが、就活支援サービス「オンライン就活」だったそうだ。
コロナが流行る前から地方大学生の就活のためにオンラインで就職活動ができるサービスだったと教えてくださった。

Instagramで広告を見つけ、おもしろそう、と興味のまま登録したのが出会い。

そしてサービス利用中にたまたま「インターンに来ませんか」と声がかかり、2020年の2月末からオンライン就活にジョインした。

初めての仕事のできる大学生や仕事を楽しんでいる社会人との出会いを通し、オグさんの価値観がガラッと変わったそうだ。

他人から信頼される力、自分の意見をはっきり述べる力…。
同じ大学生なのに自分よりスキルがある人の存在が衝撃だったそうだ。

そして、自分と向き合う時間やスキルを身に着ける時間を確保するため、大学院に進むことを決めた。

↓就活の学校byオンライン就活 Instagram


地元就職をしたい理由は、実はもう一つあったそうだ。
それは、純粋に地元・新潟が好きな気持ち。

地元で何かを生み出すことで、より地元のことが好きになる方がいたり、地域に貢献することができるかもしれない。
その気持ちから、インターン後も地元就職を考えたそうだ。

しかし、オンライン就活での出会いやできごとは、たまたまではなく必然だと思うし、必然にしていきたい。だから今はもっといろんなことを経験したい。

その気持ちから、大学卒業後すぐの地元就活をやめ、大学院進学の方向にシフトしたそうだ。



■忙しい方があっている

そしてオグさんは現在、理系大学の4年生として卒業研究を進めながら、オンライン就活のお手伝いと株式会社メンヘラテクノロジーでのインターンをしているそうだ。

株式会社メンヘラテクノロジー
私たちは「メンヘラ=愛情に飢えている人」と定義し、そのようなメンヘラに向けたサービス開発に挑戦しています。
全世界のメンヘラを救えるようなビジョンも方法も思いついていないですが、今は「自分たち」と「自分たちに近いメンヘラ」が幸せに病める世界を作りたいと思っています。
ちなみに、社名に「テクノロジー」ってついていますが、深い意味はありません。全然高度な技術は使っていません。
―――株式会社メンヘラテクノロジーの会社情報‐Wantedly より

株式会社メンヘラテクノロジーの事業は、例えば、SNS上でチャット相談ができる「メンヘラ先輩」をリリース。

「メンヘラ先輩」では、病んでしまった子が、サービスを通して「メンヘラ先輩」にチャット相談ができると言う。
しかも、「相手が今何を求めているか(解決してほしいのか、話を聞いてほしいだけなのか)」を見極めるためにAI技術を用いながらも、必ず人が返信することで「メンヘラの子のかまってほしい欲求を満たす」ことができるようなシステムだそうだ。

サービス改善のため、メンヘラの子にヒアリングも行っているそうだ。

もし、「自分ちょっとメンヘラかも」と思う子や、「私の仲いいあの子メンヘラよな」と思ったら、オグさんに声をかけてみてほしい。


オグさんが株式会社メンヘラテクノロジーにジョインしたのは7月。

現在はまだ始めたばかりということもあり、「メンヘラ先輩」で返信の質を担保するためのマニュアル作成を行っているそうだ。
マニュアル自体はすでにあったが、変更点や改善点をふまえ、新たに作成しなおしているとのことだ。

今後、記事の執筆やマーケティングの勉強もしていくと思う、とおっしゃっていた。


しかし、なぜオグさんはわざわざ2社目のインターンにメンヘラテクノロジーを選んだのだろうか。

直接尋ねてみると、2つの理由を教えてくださった。


ひとつめは、メンヘラテクノロジーの経営者が学生だったから。

メンヘラテクノロジーの代表、高桑蘭佳さんは大学生。しかもオグさんと同じ理系という。

同じ理系の、同世代の人が、社長をしている。
しかも、「こんなサービスあったら利用するのに」と思ったものを自分で作り上げているのだそうだ。
その考え方のすごさに感銘を受け、近くで働いてみたいと思ったそうだ。


そしてもうひとつの理由は、「どうせインターンに行くなら新卒入社しない会社に行こう」と思ったから。

世間的には「インターン=就職直結」、就きたい会社の内部を知るためにインターンをする人の方が多いと思う。

だがオグさんはあえて「新卒では絶対入らないだろう」と思う会社をインターン先に選んだ。

確かに、絶対行かない企業にあえてジョインすることで、企業・経営に対する価値観や社会に対しての理解は深まるのかもしれない。


大学生としての研究、オンライン就活での業務に加え、メンヘラテクノロジーでのインターン。

「3つも掛け持ちして、忙しくないんですか?」

そう尋ねると、

「いろいろ掛け持ちして忙しくしている方が自分には合ってると気づいた」

と、オグさん。

中高生の時は、運動部に所属しており、忙しい毎日を送っていたそうだ。その中で勉強時間を捻出し、学業と部活を両立させてきた。

ところが大学生になって余裕ができ、ずっとだらけた生活をしてしまっていたと言う。

「また後でどうせできるから」

それを言い訳にして、後回しにする生活を送っていた。

今は学業にインターンの掛け持ちと、やることを増やしたことで、今までの大学生活から意識が逆転したのだそうだ。


「それに、何か掛持ちしていると、こっちで学んだことがもうひとつの方で活きる、ってことも起こるんですよね。」

特にインターンの掛け持ちでは、一方で学んだことをもう一方で実践しやすい。

もともと、2社目のインターンを始めたきっかけも「オンライン就活で学んだことを、社会に出る前にもう1ステップ実践してみたい」と思ったからそうだ。

確かに、掛け持ちで実務を行う場が2つあれば、「アウトプットのためのインプット」になるし、すぐにアウトプットできる環境も整っている


「忙しい方が得意」な感覚の人ほど、たくさんのことにチャレンジしていく傾向が強いと感じている。

しかもオグさんの場合は、学びを学びだけにとどめず、しっかりアウトプットまでしようとする環境まで整えている。

2020年2月に就職に対しての考え方がガラリと変化したオグさん。
そしてそこから、自分と向き合いつつ、様々なことに挑戦していっている。

大学院に進学し、オグさんがどんな就職をしていくのか。
これからがすごく楽しみだ。



■自分の名前で仕事がもらえるように

いままでの価値観がガラッと変わった2020年。
今までは、地元就職を志していた。しかし現在は違う。

今、オグさんは1つの目標として、「自分の名前で仕事がもらえるようになること」を掲げているそうだ。

つまり、ライティングやウェブデザインなどのスキルを学び、そのスキルで選ばれる人になるということ。

先ほど大学院に進学を決意した理由も「スキルを身に着ける時間を確保するため」と書いたが、そこにはオグさんの将来に対する希望がこもっていたのだ。


ただし、「必ずしもフリーランスになりたいわけではない」とオグさんはおっしゃっている。

女性として、結婚や妊娠など避けられない人生のステージがある。
あるいは人としても、バリバリは働けないけれど、自分のペースで働きたいと思う段階があるかもしれない。

だから、その時のために、個人としての力もつけておきたい。個人でも仕事がもらえるようにしたい。そう考えているらしい。

それに、個人で働けるスキルは会社でも十分活かすことができる。
だから、個人でスキルを持っていることは絶対に損ではない。そう思っているそうだ。


自分の名前で仕事がもらえるようにする、その一歩目として、「Twitterでいろんな方とつながっていきたい」と考えているそうだ。

心境の変化に伴い、インターンなどに挑戦を始めたオグさん。

そして、「大学卒業してすぐに地元で就職」という今までのあたりまえを捨て、大学院進学を決めた。

これからオグさんの心境がどう変化し、どのような未来を選択していくのか。ぜひ、彼女のこれからに注目してみてほしい。

↓オグさんTwitter


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応援note詳細はコチラのnoteまで。

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