(相対的に)女であることがしんどい話

男になりたい、とまでは思っていないけれど。
なんか女であることがしんどいなぁ、受け入れがたいなぁと思うときがあって、それについてよく一人で考えていた。
今日はそこらへんの独り言。なんかわかりにくい感じかもしれないけど、自分の整理のために。

絶対的にではなく、多分相対的に実感するときが苦手なんだと思う。

女子更衣室や女子トイレを使うこと、女性と同性として関わること。
そのあたりは特に違和感がない。
服装とか化粧とか、見た目を女性っぽくしたいとは全く思えないけど、幸いにして中性的というか、カジュアルな感じにしたり無頓着な感じでも特に気にされない環境もあるかも。

ただそこに男性が関わると、途端に嫌悪感が出てくる気がする。
基本的に少しの経験に想像を加えたものにはなるけれど。
異性と付き合うと、どうしたって「男性ではなく"女性"」という感覚が強くなる。
特に体の関係とか、妊娠出産するだとか男性にはできないことで「私は"女"なんだ」と実感せざるを得ないことがしんどい。
一方、同性との付き合い(恋愛的な付き合いはしたことがないので、とりあえずそれ以外の関係性)では、お互いの間に身体的な性差がないから"女"であることは相対的に気にする必要がない。
だから女性同士がすごく楽なんだと思う。私は。

私は"女性"であることは確かだが、それ以前に"私"でありたい。
"私"でいられるのは、相手が同じ女性である時だなぁと思う。

職場は女性だからということを意識するところが非常に少ない(むしろ力が必要な雑用などどうしても性差が出るようなものは率先して男性がやってくれたりするし)ので恵まれているなと思う。
仕事というフィルタを通せば、普通に男性とも関われる。
プライベートでまで親しくしたいとは思わないけど。
全く恋愛関係じゃなくても、どうしたって自分は女なんだと感じてしまうらしい。

そしていろいろ考えたけど、これは割と後天的にこじらせたものが強いような気もしている。
ベースとしての、女らしくすることが苦手とかはあるとしても。
学生時代、少しでも浮いた話があったらこういうものかと受け入れていたのかもしれない。
社会人になって数年後に一瞬だけ、初めてそういう目で見られて実感したからよくわからない。それは別にわからなくてもいいか。

学生時代の友人は続々と家庭を持ち、話が合わないから疎遠になり。
職場の仲が良い独身女性勢は、一人でも平気な人ばかり。
そんなに強くないからパートナーと呼べる存在はほしいけど、"普通の"恋愛や結婚はどうやら無理そう。

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