侍の随筆書
日常で感じたことをサクッと書いてみるでござる。
オススメの本、オススメされた本の感想文をラフに書いてみるに候。
「まだ26歳、これからやな」 親父に言われた何気ない一言が意外にも ぐるぐると頭を駆け巡っている。 もっと大人になって もっと歳を重ねて親父と同じ 50代半ばになった時に 今の自分と同じ境遇の26歳に 言葉をかけるならポジティブな意味合いで 同じ言葉を言えるかもしれない。 でも何故かその言葉からは 親の期待が儚く散ったような 哀愁さが漂っていた気がする。 仕事を辞め、人生を見つめ直している 今の自分にはどこかネガティブな意味合いで この言葉を受け取ってしまった。
ウッとなった。 「悲しい」とか「気持ち悪い」とかの ウッてゆう感じじゃなくて 「知らなかった感情」に出会った時の戸惑いと言えばいいのかな いやぁ何て言えばいいかわからないけど 心がえぐられたような作品。 ストーリー自体を客観的に見ると ホラーっぽいて訳じゃないんだけど 読み進めていくと主人公と一緒に 主観的な視点が生まれてきて ホラーのような怖さも感じる作品。 でもすごく良い本に出会えた気がする と....言うのが読み終えた最初の感想です (いい年した大人なのに