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志はどこから生まれるのか


なぜ、私は今、この仕事に就いているのだろう?

なぜ、私は今、この場所に住んでいるのだろう?

なぜ、私は今、この感情があるのだろう?

「私の志って何だろう・・・」

ふとこんな思いに駆られたことはないだろうか。

私は、23歳でJICA青年海外協力隊として遠い異国の地アフリカ・ウガンダで志を立てた。

あれから、15年が経つが、当時の志は紆余曲折、様々な障壁と向き合い、実戦を積み重ね、進化し続けている。

◯25歳 
日本文化とそこにまつわる精神、心を後世に繋ぐ

課題
日本の学校教育に誇りを育むカリキュラムがない
日本人としての自己が確立しない社会環境がある
青少年が志を立てる社会の受け皿がない

対象
中高校生(不登校)、保護者

立場
中高保健体育教諭

◯35歳
日本の衣食住文化とそこに受け継がれる町の歴史、先人たちの精神、心を後世に繋ぐ

課題
地区間、世代間、業種間でつながりが希薄になっている
時代の変化への対応、少子高齢化対策が進んでいない
地域住民にまちの強みや固有の歴史が伝わっていない

対象
地方自治体、地域協議会、中高校、地域住民

◯現在
日本の古き良き価値観が継承される地方や企業の新たな価値をコンサルティングワークで生み出し、地域経営視点から地域経営資源【ひと・こと・もの・情報】を循環させる仕組みをつくる

課題
地域経営が時代の変化に対応できていない
地域リーダー人材育成機能と体制がない
地域人材マッチング機能と体制ない

対象
国、地方自治体、地方の中小企業

立場
プロフェッショナルファーム コンサルタント

このように、志のレベル感に合わせて、今の自分をバージョンアップさせてきた。

よくこんな質問を受ける。

「どうすれば、人生を貫く志が見つかるの?」

という質問に対して、現時点の私の答えをお示しする

①原体験
1、0歳から現在までの感情曲線を書く
2、5年区切りか人生の節目ごとに棚卸し
3、特に今の自分に影響を与えた出来事を書き出す
4、最も高い山の理由と原因を書き出す
5、最も低い谷の理由と原因を書き出す
※特に、幼少期の出来事にあることが多い



②価値観
1、高い山ごとに、なぜ幸せを感じたのか書き出す
2、低い谷ごとに、なぜ悲しみを感じたのか書き出す
3、キーワードを2つに絞り込む

③登るべき山
1、誰を喜ばせたいのかを書き出す
2、最も自分の能力、意欲が高くなる対象を特定する
3、現在のキャリアとリンクさせる

人には誰しもが、それをやらないといけない理由が存在しています!


私の教育指導経験上、価値観の根っこは生い立ちにあることが多いと感じています。


情報社会環境下にいる私たちは、自分以外の誰かとの比較や、何かとの比較に常に計られています。



人生の節目に、今の自分を見つめ直す時間が必要ですね。

「自分の限りある命を使って、生涯でいつまでに、何をどこまでお返しするのか?」


グロービスの企業家リーダーシップの時間も活用して、さらに志を進化、深化、真価させていきたいと思います!

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