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地震と火山について

 9月に東京で地震があった。バンコクは地震とは無縁の土地で、自分が住むコンドもそうだが、建物という建物が細い柱と、ブロックで積み重ねられた壁でビルができている。起きないとは思うがバンコクで地震が発生したら、震度3程度でビル倒壊、行方不明者数万人、都市機能マヒ等々東京のようには終わらないだろうと思う。

 さて、遠くタイにいても日本のニュースは耳に入る。当然、東京にいるときと比べ、CNNやBCCなどの国政的なンユース番組を目にする機会も増え、海外のニュースも目に入ってくる。そういったことも関係しているのだともうのだが、地震と火山について少し気になった。

 まずは火山である。阿蘇山が噴火したニュースを聞いたときは少し驚いた。幸いなことに被害は小さかったが、阿蘇山は富士山よりも力を持っている活火山と聞いている。他にも小笠原諸島では、新しい島ができるほどの海底火山が起き、西の島は日本の国土を大きくしてくれているようだ。
 東南アジアでは、フィリピンやインドネシアで火山が噴火している。
 海外に目を向けると、ヨーロッパでは、アイスランド、カナリア諸島(モロッコに西側)、イタリアで火山が噴火している。カナリア諸島の噴火はニュースで、プール付きの豪邸をマグマが飲み込む様子を放送しており、その恐ろしさがうかがえる。
 アメリカ大陸ではどうかというと、こちらでも中米のグアテマラやコスタリカあたり、カリブ海沖の大西洋の島でも火山が噴火しているようだ。

火山

 気象庁から大陸プレートと自身の様子を示した図を持ってきた。そこに、青い丸で自分が知る限りの火山噴火を示してみた。わかりにくいが、ユーラシアプレートの東西の端、太平洋プレートの東西の端で均等に噴火が起きているように見える。大陸プレートの境界だから当たり前なのだろうが、最近なんか多いなあという印象もある。

 さて、地震はどうか?Tenki.jpのサイトを見ると、2021年M7以上の地震が18件ある。2020年が7件なので、3倍に迫る勢いである。また、その多くが太平洋プレートの境界で、南太平洋、中南米、東南アジア、東アジア、アリューシャン諸島(太平洋北側)である。

地震

 10月7日に東京で発生した地震はM5.9とのことで、M5.9以上の地震が今年どの程度あるか調べてみた。調査はUSGSというアメリカの研究機関(?)のWebサイトを使った。数は数えていないが、上記の図の通り、かなりのカズが、インドネシアからニュー人ランドにかけたエリア、中米から南米の太平洋沿岸が非常に多い。太平洋を挟んでちょうど対面に位置するので、プレートのどちらかが動けば、反対側も動くといった構造のようにうかがえる。

 さて日本は?というと世界から見ると少し少ない感じがする。地震大国という割に、インドネシア、南太平洋、中南米の方が多い。ただ、インドネシアや南太平洋はいずれも海の上での地震のようである。それに比べ中南米は大陸内で発生しているようにうかがえる。

 一つ目に示した図のように火山と地震は、発生地域が密接である。今年は、火山は大きなプレートの両端で発生していて、地球を一周するようにあちこちで起きている。大きな地震は太平洋プレートの東と西の両端で発生している。専門家ではないので、これ以上のことはわからない。何か気になることがあれば、結論のないブログを更新する。

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