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23-8.読書の記録/家族の形も色々であることを覚えていたい


とても良い本でした。
『パパだけど、ママになりました』


🔸内容
日本テレビ映画プロデューサーの谷生さんが、
将来12歳になった娘さんへのお手紙という形で書き綴られている本。

昔から女の子になりたいと願っていた谷生さんの、
幼少期、学生時代、社会人時代、パートナーとの出会いなら娘さん誕生までを通して、
娘さんに伝えたいことを伝えている本作。


🔸感想
子どもへ向けての言葉が今の自分にも響くし、
自分のこどもにも、伝えていきたいと思う内容で、じんとくる。

不妊治療のパートは、自分の経験と重なりぐっとくる部分もあった。


🔸心に残った言葉
はたらくということや人生についての素晴らしいエピソードも多いのだが、以下の言葉が、特に今の自分の感覚にしっくりくる。

人生とは自分探しではない。
人生とは自分を創ることなのだ。

本当の自分なんて見つからないのです。なぜなら、あらゆる多様な自分すべてが自分、だからです。大切なのは、多様な自分の側面を抱きしめて、さらに豊かな魅力ある自分を創っていくことなのです。


🔸おわりに

生きづらさを感じている人を見てきたので
そんな社会を変えたいし
子どもたちにはのびのびと生きていってほしい

ありのままで素晴らしいってことを惜しみなく伝えていきたいし、自分のありのままも人のありのままも受けとめることを、子どもと一緒にやっていきたい

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