「バカはなおせる」

こんなタイトルの本を随分前に読んだ。
本当にそんな事はあり得るのだろうか。
記憶がうろ覚えではあるが、効果がありそうな事を2つ紹介する。

①ランニングをする。そして、ランニング中に考えことや計算などを行う。

この本では、ランニングは脳に良いと紹介している。確かに、実際の研究ではそのような事が分かっているらしい。
どうやら、前頭前野を活性化させるというのだ。
前頭前野は「アイデアを産む」「感情をコントロールする」「考える」など、日常の創造的な物事を考えたり思考したりする上で非常に大切な部位である。
それをランニングによって鍛える。
脳に筋肉をつけるというイメージだろうか。
ランニングをし、その間にも脳の活動をする事で脳を鍛えていくということだ。

②ゲームは脳に良い。

かつては、ゲームは頭が悪くなると言われていたが、そうではないという事を語っている。
ゲームをすることで、「認知能力や、集中力を向上させる」ということが分かっているらしい。
また、マルチタスク能力や、計画性にも良い影響を与えるそうだ。
確かに、友達でゲーマーがいたが、その人は勉強の賢さではなく、生きる上での賢さを持っていた。
ゲームをする事で、先読みをし、戦略を無意識のうちに練っているため、知らず知らずのうちに、頭を使っている(鍛えている)ということだろう。

上記の事を行うと、「バカはなおせる」らしい。
これがこの本の全ての内容ではないが、効果があると考えても良さそうな2つのトピックである。

幸い、私は最近、毎日のランニングと毎日のゲームをしている。
また、趣味で国語の問題を解いている。

これで「バカがなおせる」か。
いや、自分のことをバカとは思いたくないので、知能を向上させていく事ができるか。

今後の効果が楽しみである。