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思わぬ余暇

休日であった。

本来ならば、午後には外出の予定があり、そのまま夕飯も外食するつもりであったが、先方の急な都合でキャンセルになってしまった。
日中は植木を剪定する予定だったが、一日中雨が降っているため、剪定も断念した。

さて、いったい何をしよう。
ポッカリと時間が空いてしまった。

占いでもやろうかな。


先日、自分の出生時間がわかってからというもの、西洋占星術にハマりつつある。


西洋占星術は生年月日のほかに、生まれた時間が肝なので、これが分かるのと分からないのとでは大違いなのだ。

今日は「アングル」を勉強した。
アングルとは1、4、7、10ハウスが始まる境界線のことである。
アセンダント、IC、ディセンダント、MCがこれに該当する。

これらは、正しい出生時間を出すことで分かるものあり、かつホロスコープの骨格とも言われ、とても重要なポイントである。

アセンダント(自分)とディセンダント(相手)の軸
MC(社会)とIC(プライベート)の軸

この2軸は、お互いが180度の関係であるため、必ず同じ区分となる。
活動宮か、不動宮か、柔軟宮になるわけだ。

たとえば、牡羊座ー天秤座で、活動宮の180度
牡牛座ー蠍座で、不動宮の180度
双子座ー射手座で、柔軟宮の180度

といった具合だ。

自分と友人知人のホロスコープを11人分出し比較検討してみた。

すると結構区分に偏りがあるのがわかった。

11人中5名が柔軟宮のアングルで、4名が活動宮のアングルであった。
不動宮のアングルは1人しかいない。
また、アセンダントとディセンダントは不動宮だが、MCとICは活動宮という複合タイプも1人いた。

柔軟宮と活動宮ばかりに偏っていたが、それぞれのアングルに入るサインは綺麗に分かれていたので、一通り調べてみた。


ASC牡羊座ーDC天秤座、MC山羊座ーIC蟹座
ASC蟹座ーDC山羊座、MC牡羊座ーIC天秤座
ASC天秤座ーDC牡羊座、MC蟹座ーIC山羊座
ASC山羊座ーDC蟹座、MC天秤座ーIC牡羊座

といったように、一通りの活動宮アングル持ちが揃っていた。
全員リアル知人なので、個々のイメージに合わせながら読み解く練習をする。

資料をパラパラとめくり調べていると頭が混乱してきたが、各アングルと個人を見比べると思い当たるフシがあり、やっぱり西洋占星術は面白いなと再確認した。

アセンダントが活動宮なので、全員思い立ったら行動タイプの人が揃っているのが面白い。その行動を起こす衝動は、エレメントによって異なるのだけれど、とにかく皆「何かを始める」には躊躇がないように思える。

アセンダントとMCの組み合わせも面白い。
ホロスコープのスタートと社会的なゴールというだけあって、順番にサインの性質を調べていくと、一つのストーリーっぽくなる。

アセンダントと太陽星座が被る人はいるかと調べたが、意外にも居なかった。
自動的に振る舞っているアセンダントと、人生の目標となる太陽星座が同じサインならば、さぞかし生きやすそうだと思うのだが。
是非いたらお目にかかりたい。

11人分のアングルを一気に見たので、頭がパンクしそうだ。
そもそも一度にたくさん見るものではないのだろう。
慣れてる人なら余裕なのだろうけど、初心者の私にはまだまだ分からない事だらけである。

そんなこんなで、ポッカリ空いた時間を占いの勉強に費やしていたら、もう日が変わりそうになっている。

こんなに熱中するのって久しぶりだ。
寝食を忘れて、なにかに没頭する。
そういう時間は大人になるにつれどんどん減っていったが、西洋占星術のおかげで、ハマる感覚を思い出した。

今後も、勉強を重ねて占いの知識と技術が高められればいいなと思う。




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