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「日本語の質が低くて自動翻訳結果が良くない」もあっさり解決!

企業内の翻訳部門で働いていまして、自動翻訳を使うのはデフォルト状態です。
それでも、特に日英の場合、自動翻訳はそのままでは使えなくて、殆どを書き直すこともよくあります。そもそも、社員さんが書いた日本語原稿がイマイチ…とは大きい声で言うこともできないし、そんな事態に対応するのも翻訳者が常駐している意義かと思っていたのです。

が、この度、社内専用生成AIが導入され、社内情報も使用可能になった(社外に入力した内容が伝わらなくなった)ことで、自由研究をやってみました。

プロンプト「日本語から英語への自動翻訳で誤訳を防ぐために、以下の文を、文章を分割、主語や補語を補うなど、適切なプリエディットをしてください」

するとなんと、プリエディットを通り越して、これまで使用していた自動翻訳エンジンを遥かに上回る、読み易い英文が返って来ました。

これまでプリエディットした方がいいのは知っていたけど、面倒だし、結局後で見直すじゃんと思ってやらなかった事が、するっと解決…!

今後の課題は、上手く出来すぎている翻訳に、いかにだまされずに、修正点を見出せるか、ってことになるかもしれません。

最後に、一般用無料のchatGPTにハッシュタグを付けてもらう実験をやってみましたので、下に貼りますね。

#翻訳革命 #AI翻訳 #自動翻訳 #プリエディット #言語技術


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