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自分を見つめ直す時間を毎日確保する

忙しいの基準は人それぞれ

忙しいとは何でしょうか?

人それぞれ忙しいと感じる基準は異なります。なので、何をもって忙しいと定義するかは難しいです。
20代のころは、忙しいと思ったことはありませんでした。それよりも「どんどん来い」という姿勢でどんな仕事も引き受けていました。とにかく目の前の仕事に取り組みながら、次のことを考える。そんな意識で取り組んでいました。
「忙しそうで大変だね」とねぎらいの言葉をかけられたこともありましたが、自分自身は忙しいと思ったことはありませんでした。充実していたんだろうなと思います。

40代になって。
目の前の仕事は減りました。メンバーが増えたので分担して取り組んでいます。若いころよりも仕事の量は減っています。それでも、昔よりも今の方が忙しいと感じてしまいます。

これが忙しいという言葉を定義することが難しい理由でしょう。

仕事量は減っているのに忙しいと感じてしまう。

年を重ねることで体力が落ちてきたから。
仕事の内容が変わったから。
環境が変化したから。
様々な要因はあります。

でもどれも物差しで測れるような理由ではありません。感情であったり、とらえ方であったり、明確な理由ではありません。個人の主観です。

人間とはそんなものです。少しの体調の変化や受け止め方の違いで考えることは大きく変わってきます。
極端な話、天気が晴れか雨かだけでも受け止め方は変わってきます。

自分をリセットする時間を持つ

だからこそ自分をリセットする時間、フラットにする時間を意図的につくりましょう。

毎日いろいろなことが起こります。それに対して一喜一憂します。仕方のないことです。でもその感情を翌日まで引きずってはいけません。
様々な感情をいつまでも引きずるとどうなるか?
それは、自分の人生を自分の意思で歩んでいないということです。
周囲の環境に引きずられて人生を歩んでいることになります。

自分は今どこにいるのか、自分はどこを目指しているのか、そのためにどのような道を歩んでいけばよいのか。
これらを考える時間が必要です。そしてその時間は毎日設けなければなりません。毎日設けないとあっという間に周囲の環境に流されてしまいます。それくらい環境の力というものは強大です。

毎日5分の時間を確保する

でも、その強大な力に対抗するために難しいことをする必要はありません。毎日5分でも構いません。自分を見つめ直す時間をつくってください。そして3つのことを考えてください。

①    自分は今どこにいるのか?
②    自分はどこを目指しているのか?
③    どのような道を歩んでいけばよいのか?

それだけです。毎日同じ答えになって構いません。そう簡単に変わることはないでしょう。
変わらないならば毎日やる必要はないのではないか?
違います。
周囲の環境という強大な力に打ち克つために自分を見つめ直す時間を毎日つくってください。そして自分の道を自分で歩んでいきましょう。

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