バブル?

株式や投資などについての知識は、ほとんど持っていないに等しいのですが、以前から気になっていたことがあります。日経平均株価はたいてい100円単位の変動ですが、ダウ平均株価は100ドル単位の変動をよく見かけます。一日に何百円価の変動なら理解できますが、一ドル百五十円として、百ドルでは一万五千円の変動って、なんだか空恐ろしくありませんか。

昨日の26日に、日経平均株価が3万9233円71銭 で22日の終値の史上最高値を更新しました。

日米の株価が連日史上最高値を更新している。長期的にみると、日経平均株価(225種)が低迷を続ける間に、米国の株価は十倍以上の水準になった。
(……)
日経平均の終値は、1989年12月29日につけた最高値(3万8915円87銭)を更新するまで34年2カ月かかった。これに対し、米国のダウ平均株価(30種)は89年末の2753ドルの約14倍、IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数は35倍に達している。

読売新聞24/2/27朝刊

これをどう評価すべきなのでしょうか。バブル経済が再び、なんていわれていますが、どうなんですかね。消費活動が活発になっているような気配はありませんし、株式はまさに投機だけの対象となってしまっていて、その状態がバブル経済である、という気もします。

平均年収は、ほぼ持ち直したとされていますが、上位の年収はすさまじい勢いで上昇しているのだから、年収の中央値は下がっている、と想像されます。

ちなみにGDPを比較すれば、2024年度(単位は百万USドル)で、アメリカが27966、日本は4286になり、約6.5倍の差になっています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?