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さあ ここからだ ユチョン

ラスベガスフィルムアワード 最優秀主演男優賞

本当に

本当に

おめでとうございます

実際 まだ観ていないので

内容や演技については語ることは出来ませんが

長距離恋愛のデートのように

ワクワクして待ちましょう


ここではユチョンのアルバム

「Slow Dance」から

茨の藪について話したいと思います

「今更 なぜ 茨の藪?」と思う方も

いらっしゃるとは思います。

それは

「被害者意識と自己嫌悪」がユチョンを覆っているからです

ユチョンは常に不安と猜疑心の中にいます

前 考察した「Cry」や今回取り上げる「茨の藪」も

そのような感情があるから書ける詞なんでしょう

社会や大衆から見捨てられた自分は可哀相な人間なんだと

被害者意識を持つことで自分の存在意義を見つけてきた

以前 被害者と加害者は切り離して考えるものではない

どちらも片方の側面を持っていると書いたと思いますが

ユチョンはその片方の側面のみ見ているタイプです

茨の藪の中で

「果たして 大丈夫だろうか もう大丈夫だろうか」と

不安な心情を語っています

2019年のコンサートでも

「僕 大丈夫かな?」といっていたのを思い出します

「1歩づつ 1歩づつ 辿り着くのは どこだろう?」とも

茨の藪のサビで歌っています

自分は道を歩みはじめたけど

みんなはどう思うだろう?

他人の視線 他人の評価

認められているのかという拭えない不安は

認められたいという承認欲求からきているのです。

それを消し去るのは

自信でしかない

では自信はどのように得ることができるのか

それはペン達の優しい言葉ではない

確かなる 形ある実績です

今回の賞はユチョンに自信を与えた

エヴァンゲリオンの碇シンジのように

「僕はここに居ていいんだ」と思える

目に見えない形容詞達ではなく

確固とした固有名詞を持ったことが

なによりもの贈り物だったと思います。

さあ 自信を手に入れたユチョン

次はどこにいこうか

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