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ご葬儀を終えるたびに、仕事やそれ以外のことも含めて、新たに学ぶことや気づきを発見できるのが魅力

こんにちは、燦ホールディングスnote編集部の祖父江です。

前回に引き続き、当社グループの葬祭ディレクター試験合格者の中から、わたくし祖父江がインタビューを行い、"試験勉強で苦労したこと"や"試験当日の手ごたえや感想"、さらには"資格取得後に変わったこと"などについて、それぞれ伺っております。

前回&前々回のインタビュー記事につきましては、以下のリンクをご覧ください。

入社2年目、最短での試験合格。葬祭ディレクターの資格取得が、若手でもお客様に信用されるきっかけに。
第26回 葬祭ディレクター試験合格者インタビュー 笹岡太一さん

燦ホールディングスグループ・公式noteより

衛生保全のプロフェッショナルとして、資格試験で身に着けた知識・技能を役立てていきたい。
第26回 葬祭ディレクター試験合格者インタビュー 中村睦月さん

燦ホールディングスグループ・公式noteより

今回のインタビュー対象者:今村結衣さん

今回は、大阪の京阪エリアで葬祭ディレクターとして活躍されている今村結衣さんに、祖父江がインタビューを行いました。

当日は朝早くにもかかわらず、丁寧に取材に応じていただきました。

【祖父江】この度は、葬祭ディレクター2級試験の合格、おめでとうございます。

【今村】ありがとうございます。

【祖父江】今村さんがこの会社(公益社)に入社されたのはいつ頃でしょうか?

【今村】2020年の4月です。なので、先にインタビューを受けていた笹岡さんとは同期の入社になります。

【祖父江】ということは、今村さんも最短ペースでの2級合格者なのですね。ご立派。

【今村】どうもありがとうございます!

【祖父江】
今村さんが、この業界にご興味を持たれたきっかけは何ですか?

【今村】何かはっきりとした出来事があったわけではないのですが、大学は仏教系の学校に通っていて「仏教の思想」に関する科目が必須だったことから、いまになって振り返ると、それが興味を持った入口だったのかもしれません。
ちょうど大学内で行われた就職説明会に、公益社の採用担当者の方が来場されており、その方の説明を聞いてにさらに興味を持ったことや、就職課のスタッフの方にも相談して薦められたことから、この会社を志望することとなりました。
また、できれば「地元の関西で働きたい」という気持ちもあり、地域でも名の通った上場企業であるという点は、親に納得してもらう部分も含めて、就職先選びとして安心材料になりました。

【祖父江】入社してからの毎日はいかがでしたか?

【今村】日々勉強の連続で、3年近くたった今でも、毎回ご葬儀が終わると
「ここはこれでよかったのだろうか?」、「こうすればよかったかも?」といったことが必ず見つかる
ので、まだまだ修行中という感じです。
また仕事の性質上、自分のペースでこなすことが難しい仕事なので、勤務時間が終わって家に帰ると、疲れて割とすぐに寝てしまうことが多いです。

【祖父江】そんなお忙しい中、試験勉強はいつごろから本格的に始められたのですか?

【今村】私の場合は、1か月前からです。

【祖父江】なんと!本当に直前になってからですね。

【今村】そうですね、他の方々と比べるとかなりのスロースターターだと思います。しかし、実技については日々の業務で十分な経験を踏んでおり、ある程度の自信を持っていたことや、式場が空いている時間帯には、職場の先輩から「この空き時間を使って、ホールで司会の練習してきなよ」と気を遣っていただいたりと、十分な準備と余裕をもって試験当日に臨むことができました。
学科試験については、教育研修課の方が試験直前に受験者を集め、特訓講座の時間を作っていただいたりしたことが、とても役に立ちました。

【祖父江】当日の手ごたえは如何でしたか?

【今村】実技試験については大丈夫だったのですが、学科試験については「もしかしたら当落線上かも?」という不安があり、合格発表当日までモヤモヤしていました。

【祖父江】合格の一報を聞いて、いかがでしたか?

【今村】ただ「安堵」の一言です。先程申し上げた通り、試験勉強は先輩や教育研修課のサポートに大きく助けられていたこともあり「報いなければ」というプレッシャーを感じていたのだと思います。

【祖父江】資格ホルダーになってから、何か変わったことはありますか?

【今村】お客様への対応に、自信を持つことができるようになりました。
これまでは「これで大丈夫なはず」と、僅かながらも不安を抱えて業務を行っていたものが、資格の取得後は「これで間違いない」と、自信をもって取り組めるようになり、この意識の変化は試験勉強で培った賜物だと思っています。

【祖父江】今村さんにとっての、このお仕事の魅力とは何でしょうか?

【今村】お客様が百者百様であるとともに、ご葬儀も百者百様です。
毎回ご葬儀を終えるたびに、仕事のことやそれ以外のことも含めて、学ぶことや気づきを毎回新たに発見できるのが魅力です。
今後も経験を積み重ねながら、それぞれのご遺族の方々にご満足いただけるよう「一期一会の精神」でつとめていきたいと思います。

まだ入社して間もないときのエピソードなのですが、担当したお客様が、後日会館までわざわざ挨拶にお越しいただき、駆け出しだった私に対して温かい励ましのお言葉をいただきました。
振り返ると、お客様の目からは「頼りなく見えてしまった部分があったのかも?」と反省する一方、仕事への姿勢に対して「ありあまるご評価をいただいた」ことについては、非常に嬉しかった思い出があります。

葬祭ディレクターの試験は、「知識」や「技能」の水準を測る試験ではありますが、それと同じ以上に「仕事に対する姿勢」が現場では大事だと思っています。今後も、知識・技能・姿勢の「三拍子が揃った」葬祭ディレクターとして、日々精進していきたいと思います。

【祖父江】本日はありがとうございました。

【今村】どうもありがとうございました。


以上、今村さんのインタビューをご紹介いたしました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
冒頭でも触れられていた、今村さんと同期である笹岡さんのインタビュー記事も、あわせてご一読いただけると幸いです。

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