無題

こんなふうに笑ったことなんてなかった
って、あなたは

ありきたりな言葉で
私を まどわせる

遠すぎるあなたは
どんなにそばにいたところで
距離をはからずにいられない私を
さらってゆくことを
いつだってできるからと 
余裕ぶった笑みで
押し返す

さよならを 何度経験すれば 
あなたに 触れられるんだろう


#詩 #詩を書く#詩作#ポエム

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