ダニエル

ただのゲイのショタコン。

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最近の記事

「フェイクドキュメンタリー『Q』」は「解らないから怖い」を地で征く…のは良いが

たまにはセクシャリティ云々以外のことでも書き綴ってみようと思う。 ご存じの方も多いだろうが、「フェイクドキュメンタリー『Q』」というホラー動画がYoutubeにて投稿されている。 第一シーズンは2021年8月から2022年5月まで計12作品、番外編の「フィルムインフェルノ」を挟んで第二シーズンが2023年1月から始まり、2作品投稿されている。 で、この「Q」シリーズ。雰囲気は非常に不気味であるのだが、具体的に何が怖いのかはっきりしない。いや、例えば呪いのビデオと称する映

    • 結局少年愛者って体は大人、心は子供な人達なんじゃないかって話

      今回はこれまでにも増して主観的な記事だ。的外れもいいところかもしれないし、多くの少年愛者にとって不愉快な内容かもしれない。だが、偽らざる本音として私含め少年愛者の「幼さ」は気にかかっていた。その疑問を無理くり昇華させてみた結果である。悪しからずご容赦願いたい。 もう何年前になろうか、まだ学生時代の話だ。 ダラダラした雰囲気の中、脈絡は覚えていないが女子の一人が「何で男子っておっぱいが好きなの?」と問うた。とある男子が答えて曰く「俺らに無いからじゃね?」と。 そこからどのよう

      • 少年愛・ショタコンの成因についての一小考

        かつて私は、少年愛への「分析」なるものを心底バカバカしいものだと考え、軽蔑していた。 なぜ人はー殊に成人男性はー少年愛者になるのか?等という問いかけは、犬に対して「何故人間に産まれなかったのか?」と責めるのと同じくらいに非生産的で無意味な行為であると感じていた。生まれ持った性指向を変えることなど、出来る筈がないと。 しかしながら様々な言質に触れる中で、この所考えが少しずつ変わってきている。先天的な少年愛者が多数派であるという認識は変わらずとも、その一方で後天的に少年愛を会

        • 「終る世界」

          「終る世界」というテキストサイトをご存知だろうか? もう少しで20世紀も終るという1999年~2000年にかけ、インターネット上で強いインパクトを残したサイトだ。 1999年10月28日、「自殺日記」と称するものが始まり、以下の文章が掲載された。 「僕は今日から100日後に死のうと思います。 死ぬ方法はまだ考えていませんが、何らかの方法で自殺するつもりです。 僕はもうダメです。 あと100日。」 以降、彼(性別不明だがここでは「彼」とさせて頂く)は孤独、恐怖、絶望、死

        「フェイクドキュメンタリー『Q』」は「解らないから怖い」を地で征く…のは良いが

          セクシュアリティを過度に矮小化するのもいかがなものかと

          近年目立つ言質として「性的志向/セクシュアリティはその人のほんの一部を構成する要素に過ぎず、そのことに囚われ過ぎる必要などない」というものがある。 本当にそうだろうか? なるほど確かに人間は様々な要素で成り立っている。器用な人不器用な人、イケメンな人不細工な人、話の面白い人つまらない人、アウトドア派とインドア派、運動神経万能な人運動音痴な人、頭の回転の良い人悪い人、高収入な人低収入な人、高学歴な人低学歴な人、実家の理解に恵まれる人恵まれない人、その他、その他、その他…。

          セクシュアリティを過度に矮小化するのもいかがなものかと

          少年愛ーこの呪われた性癖

          現代社会で小児性愛者(大まかに言って、思春期以前の子供に欲情する者)の烙印を押されることは、社会的死とほぼ同義だ。 親にLGBTをカミングアウトした!と無邪気に発することの出来る時代となり、統計によるとその性癖を受け入れる親は2割程度だそうだが、ロリコン・ショタコンを受け入れる親は恐らく皆無だ。 実際の性行為に留まらず、ポルノの製造・販売・所持・視聴、全てが違法とされる。生物としての三大欲求の一つが塞がれる時点で、単純計算で生きる意味は7割弱となる。 歴史的には、決して

          少年愛ーこの呪われた性癖

          酔った勢いその1 いわゆる「活動家」への疑問

          この頃「LGBTに関する世間への啓蒙」なるものが流行っている。 いわゆる「活動家」の行為が功を奏して、ゲイへの偏見は拭い去られつつある、らしい。 その行為が無意味とは言わない。様々な偏見-「ゲイはなよなよしていて、オネエ言葉で話し、女装好き」-というイメージの打破に一役買って頂いた筈だから。 しかし、そのおかげで救われるのは、元々「ハッテン場やSNSを通じて同じ立場のゲイと出会い、それでも一部の無理解なオトナのせいで結ばれない同性愛カップル」だけだ。 そういうことをす

          酔った勢いその1 いわゆる「活動家」への疑問