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飲食が好き!現場が好き!好きを仕事にVol.12

皆さま、こんにちは!

外国人旅行客もコロナ前の水準に戻ったというニュースが流れ、店舗にもお客さまが戻り活気づいてまいりました。現場で長年働く店長やスタッフたちは、いま何を思うのでしょうか。
各ブランドの店長を歴任されてきたSさんにお話を聞いてきました。

SANKOは、あなたにとってどんな会社ですか?

職場であり、'食場’です。アカマル屋のコンセプトのひとつである「お客さまの満足とみんなの幸せ」にも繋がってくるんですけど、食を通じて僕の好きなものがみんなに伝わればいいなと思って、飲食の現場にいます。

今までの都心大型居酒屋から、郊外中小規模の居酒屋にシフトした「アカマル屋鮮魚店」について

鮮魚のプロたち

金の蔵スタートで、いろんな業態の店長やマネージャーも経験して、アカマル屋鮮魚店のオープンと同時に店長として異動してきました。
アカマル屋鮮魚店は、「うまい肴と、旨い酒、上手いトーク」を掲げています。スタッフのキャラクターがそれぞれ立っているので面白いし、お客さまに魚もトークも楽しんでもらえるお店になっています。
スタッフのバックグラウンドも違えば、社内の色んな業態からアカマル屋に集っているので、刺激や発見もあります。

メニューはアドリブの連続!

アカマル屋鮮魚店 おすすめメニュー

沼津から入荷する魚が毎日違うので、その魚に合わせて本日のおすすめメニューを作成し、みんなで魚の情報を共有してから開店します。店舗では平日は1日20㎏、週末になると30㎏くらいの魚を捌きます。
おすすめメニューは、どんな魚が届くか分からないのでアドリブの連続。そのなかで、メニューのバランスを考えながら調理法を決めて、日替わりで10品ほど考えています。

沼津漁港から届く魚って珍しいものが色々とあるので、お客さまに魚の情報やお勧めの食べ方をお伝え出来れば、より一層ご満足いただけるんじゃないかなと、スタッフとの共有は欠かしません。

お客さまが戻ってきているなか、アカマル屋を今後どうしていきたいですか?

大宮店は、社員とアルバイトクルーを含めると40名ほどです。「お客さまの満足と従業員の幸せ」を掲げていますが、本当にどっちかだけではダメで、スタッフ全員が働くことを楽しんでいないと明るいお店にならないし、お客さまに選んでいただけないかなと思っています。
コロナ前は、何もしなくてもお客さまが来店してくださいましたけど、今はそういった環境ではないし、いかにして店の営業力を上げていくか日々考えています。

大宮店は常連さまが多いですか?それとも初来店の方でしょうか?

お客さまに満足いただける接客を

ありがたいことに常連さまに支えられていますね。ボトルキープ数は、アカマル屋のなかで1位ではないかと自負しています!平日の半分くらいはボトルキープのお客さまで、お顔とお名前も覚えています。

S店長の飲食人としてのこだわりは?

サービス業、食に関わる仕事って、どれだけ機械化が進もうともやっぱり人にしかできない仕事です。自分でないとできない、自分でしかできない仕事をするために機械などの便利なものも使って、お客さまと接する時間を増やし、僕らは接客のプロを貫くべきだと思っています。

毎日更新!渾身のおすすめメニューです!

長年、飲食の現場におられて、印象に残っているストーリーはありますか?

実は、もう10年以上も僕が移動する店舗に駆けつけてくださるお客さまが2組ほどいらっしゃいます。都内の店舗から現在は大宮にいるわけですが、どこにでも駆けつけてくださいます。本当にサービスマン冥利に尽きます。

最後に、S店長の夢をお聞かせください。

これだけ色んなコストが上がってきているなかで、安く提供するには限界があります。恥ずかしくないサービスと、美味しいものをきちんと適正価格で提供したうえでお客さまにご満足いただけるよう、食が軽視されないような世の中にしていきたいという夢があります。

10年後も、20年後も飲食人でありたいということですね。

はい、もちろんです!この仕事が好きで、これしか考えていないので。笑



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