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知識を循環させる

知識のインプットはアウトプットとセットだと思う。
アウトプットは本来的には目的となるべきもので、
そのための手段としてインプットがある。

目的と手段を間違えないようにしたい。

当社もメンバーのキャリア形成を考えるために
期初、私から大まかな方針は出しつつも
人財目安プロジェクトにおいて
具体的な学びの施策をメンバーにて検討中。

どう使いたいかを考えて、
その後に蓄えるべきものを決めた方が
きっと学びも深くなる。

そして蓄えたものを自分の中に貯めるだけではなく、
消化して自分なりのアウトプットをし、
周りに活かしていくことが良い循環を生み出す。

この知識の循環がとコミュニケーションが、
組織という複雑な生態系を成長させる鍵だと思っている。

個人に属する学びの収穫が
組織を通じて発揮されることで成長をし、
組織の外に成果を生むことができるのだ。

学びはあくまでも手段

自分の趣味の領域での学びとは異なり、
仕事においての学びは
自分が成長をし、関わる組織に貢献し、
世の中に役立つための手段。


学びにはいくつかの性質の異なるものがある。

原理原則に近い人間の叡智のような学びは
100年、1000年経っても今日の生活に役に立つが、
テクノロジーの進化とともに変わりゆくWHATやHOWは
フレッシュなうちに自分の中に取り込み
対外的に役立てられるよう
すぐに組織エネルギーに変換すべき。

HowTo系の知識は、
単純に溜め込んでもどんどん腐っていく。

すぐに役に立つ知識は、すぐに役立たなくなる
と言われている。

一度学んで満足に感じるのではなく
継続的に一人ひとりアップデートできることが
組織のバージョンアップにつながると思う。


知識はお金と同様に死んだ後は役に立たない。
墓場まで持っていけない。

一人ひとりがどんな知識を身につけて、
どのように知恵に変換をし、
組織の集合体としての叡智に昇格させていくのか。

組織として学ぶことができる仕組みを
これからも考えていきたい。

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