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システム英単語を使う男

こんにちは、参考書コレクターです。

今回は自分が使っていた英単語帳のシステム英単語について書いていきたいと思います。


「システム英単語」通称シス単ですが、これに関しては自分で買ったのではなく学校指定だったので使っていたという感じですね。

ではまずこのシス単を使ってきてよかったことについてお話していきます。

シス単の語彙数や単語の意味の正確さなどは正直評価できるほどの英語のレベルでもなければ他の単語帳をたくさん買っているわけでもないのでスルーします。

ただ自分が使っていて「覚えやすいなー」とか「使いやすいなー」と思ったところだけ紹介します。

まず、シス単の使いやすいところとしては短い例文が載っているので暗記するのにすごく役に立ちます。あと類義語対義語に加えてその単語が使われている特殊な言葉も載っています。

簡単に例を上げると、crude(粗末な、粗野な)という単語では、rough(粗い)やrude(失礼な)のような類義語に加えてcrude oil=原油なんかも載っています。

ここまではシス単を紹介しているサイトなら大体書いてあります。

では、逆になんでやねんと思ったところも書いていきます。

まず一つ目。いきなり形式が変わります。

実際に持っている人ならわかると思うんですけど、最初からシス単を進めていくと、はじめは上半分に短い例文が載っていて、下半分には単語と先ほど紹介した類義語などが載っています。

しかし途中からいきなり例文だけがページ一面に載って各例文の下に類義語などが乗る形式に変わります。つまり単語単体の紹介はなくなります。

と思ったら、 また最初の形式に戻ります。

これは、一日に何ページやろうと決めて勉強している人はいきなり単語量が変わるので挫折し、単語帳コレクターへの道を歩みやすくなります。お気をつけて。

2つ目、無料音声が単語にしかない。

これまた何を言ってるのかわからないかもしれませんが、シス単はさんざん短い例文が暗記に効率的だと売り出しているにも関わらず、無料音声は単語にしかなく短い例文にはついてません。なんじゃそりゃ。

出版元の駿台文庫さんによると、短い例文を音声で聞きたいなら別売りのCDを買えとのこと。良い商売をしてらっしゃる。

最後3つ目。使われる頻度の%表示はわからん。

正直これがシス単を使ってきて一番突っ込みたくなる内容です。たとえばrelevant(関連のある)という単語には「20%以上が relevant to A 」の形を取ると書いてあります。

20%以上!?

90%以上とかならその使い方がほとんどなんだなと認識すると思うのですが、20%とかになると正直書かれる意味もわからないし、なんの役にも立ちません。ましてや「頻出!」と書かれている単語もあって、90%ですら存在意義がわからなくなってしまいます。これに関してはほんとに謎。



という感じでシス単の感想を終えたいと思います。散々突っ込んできましたが、基本的にはシンプルでデザイン的にもきれいで英単語帳の中でもトップクラスの人気を誇るものだと思います。

現在はシス単は一通り覚えたので次の英単語帳に移っています。流石にシス単だけでは語彙が足りないと思うので、新しい英単語帳を買いました。

またある程度覚え終わったら紹介しようと思います。ではでは

(本当は自分の写真を載せたかったのですが、著作権あたりを調べたら怪しかったので一応控えておきます。実際に使っているので悪しからず)

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