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ちゃぶだい暮らしvol.11 WOOLYさんのダーニングWS

暑い暑い夏が終わり、秋へと季節が移り変わっていく10月のちゃぶだい暮らしでは、これからの冬支度にぴったりのお手入れ「ダーニング」のWSを開催しました。

ダーニングとは・・・
ほつれてしまったり、虫食いができて薄くなってしまった・穴が空いてしまった衣類や靴下の、イギリス発祥のお繕い術のことです。

そして今回WSをお願いしたのは埼玉県・吉見町でワークショップと雑貨のお店を営まれているWOOLYさん。以前もちゃぶだい百貨店というイベントの際にパンチニードルWSをやっていただきました。

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穴がたくさんあいた靴下もこの通り

ダーニングの魅力はなんと言ってもこの仕上がりのかわいらしさとおおらかさ。

以前1度別の場所で、WOOLYさんのWSに参加してダーニングを教わりました。
私はお裁縫に苦手意識をかなり強く持っていましたが、実際やってみるとへたっぴでもそれがまたいい味を出してくれるところや、穴を目立たないように隠すのではなく、むしろ可愛く目立たせるという懐の広さが大好きになりました。

お気に入りだったけど、何箇所も穴が空いてもう履けないかなと思っていた靴下だったのに、少し手を加えることによって再び履くことができてより愛着が湧くし、なにより嬉しい。

足の裏を見せたくて、お店でお客さんに何回か自慢しちゃいました。

それに、この夢中になってチクチクと手を動かす時間がとても心地いいんです。

そんな時間をちゃぶだいでも!と思い開催したWSの様子をお届けします。

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籠から糸を選ぶみなさん。かわいい色の糸がたくさん!

まず持参した衣類に合わせて糸を選びます。

みなさん楽しそうにじっくり悩んで選ばれてました。ワンポイントなので普段選ばないようなちょっと派手な色にチャレンジする方も。

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教わりながらチクチク

ダーニングする箇所をざっくり囲んで、縦糸、横糸をチクチク。          途中で糸の色を変えてもおしゃれですね。

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そんなやり方もあるの!かわいい!とみなさんワクワク

途中、ダーニングのいろんな方法も教えていただきました。

大きめの穴は当て布をしたり、飾りとしてやる方法など、どれもかわいくて途中みなさん手を止めてワクワク。ダーニングの世界、奥深いな〜。

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みなさん集中されていて、ドリンクがどんどん薄くなりました

休憩を挟みつつ、また集中。

コツを掴んでどんどん仕上げていきます。

あっという間の2時間。

シミがついてしまったエプロンや、穴の空いた手袋たちもこの通り

完成〜!

どれも素敵な仕上がりです。

今年の冬は、この靴下や手袋たちと寒い寒い季節を乗り切っていきましょう!

WSの後、さっそく手芸屋さんでダーニングマッシュルームと糸を揃えて下さった方もいました。

どんどん生活に取り入れていってもらえると嬉しいです。

このお繕い術を知っていれば、ちょっと穴が空いたりシミができてしまっても捨てるのではなく、お手入れしてまた使う、という使い捨てない暮らしに一歩近づきます。

こんなふうに楽しみながらできる使い捨てない暮らしの知恵ってもっとたくさんあるんだろうな〜。

今後のちゃぶだい暮らしでみなさんと取り組んでいきたいです!

WOOLYさん、今回は素敵なWSをありがとうございました。

ダーニングの他にも、パンチニードルやマフラーを作るWSなども開催されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

WOOLY                                     住所:埼玉県比企郡吉見町江和井1644−22                  


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