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「なんで離婚しないんですか?」という質問の答えを本気で考えてみた③

こんにちはmaronです。

経済的理由、子供の環境、と並んで私を踏みとどませるもの、それは年齢です。年を取るといろんな意味で慎重になりますが、離婚となるとさらに石橋を叩いてぶっ壊してから別れるくらいの気持ちになります。

日々、毒義母・象徴としての義父・摩訶不思議アドベンチャーな旦那との同居というカオスな生活をツイートしているせいでしょうか?さすがに「なんで離婚しないんですか?」とTwitterでメッセージをもらうことも少なくなりました。

…といいたいところですが、現実は「この人なんで別れないの?ドM?バカ?」と思っている人は後を絶ちません!

長い結婚生活は、幾度となく離婚を考えるショッキングな出来事が起きるものです。人に言わないだけで、それぞれが心で旦那を埋めているのです。(本当か???)

これは私個人の思いで主観1000%ですが、皆さんが少しでも共感してストレスを解消できれば幸いです。

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1. 年を取ると結末が予想ができる

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「40代フリーライター」言葉にするとカッコいですが、超絶不安定な職種なので離婚して子供2人育て上げられるのか心配…これが私の本音です。母子家庭への支援をフル活用するにしろ、文房具や洋服、スマホなどを持たせてあげられるのかな…と考えれば考える程不安になります。

「何とかなる」それもわかります。今まで何とかならなかったことなど一度もありません。現在も生きているのがその証拠です。

干支は12年で一回りしますが、干支を3回転ほど回ると大体の物事には大きな流れがあるとわかります。全ての事象には当てはまりませんが、大体の結末が予想できるようになるのです。

例えば、学生時代に友達と遊びまくりバイトに命をかけている人間は(今すぐ離婚しても収入がない…)と悩む40代女性になりがちです。あ、私のことですけど…。

もちろん女性は結婚して家庭に入るのが当たり前だった時代背景もあります。しかし自分が娘を持った今は、安心して子育てできるような将来設計をしてほしいと願わずにはいられません。

話は逸れましたが、もし離婚して子供のフォローをしながら在宅で仕事をすると仮定します。私が病気をすると収入が絶たれるため、娘の進学に影響があるかもしれない、大好きなスイミングを辞めなくてはいけないかもしれない。それなら私が我慢して旦那の給料と合わせ2馬力で子育てするのが最善なのではないか、そう考えてしまうのです。

2. 年を取ると「ピンチはチャンス」の実現可能性が低いとわかる

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20代のころは自己啓発や自分探しに忙しく、ピンチはチャンスと本気で思っていました。確かに逆境をチャンスと捉え大成功を収める人は存在するでしょう。しかし40代maronは悟るのです。ピンチをチャンスに変えるには人並外れた努力と才能、継続する力、コミュニケーション能力など、様々な力が必要なのです。

もし私が離婚をチャンスと捉えるなら、ウ〇コを踏んでも「よし!ウンを踏む=運気がアップだ!」と素で思えるくらいの前向きさが必要でしょう。根が暗い私にとって、今から性格を変えるのは難しいです。

昔ワルだった人が年を取り「あいつ丸くなったな~」といわれる場面ってありますよね?それは一攫千金のような人生は稀で、ほとんどの人が毎月振り込まれるお給料で慎ましく暮らしている、そんな事実を知ったことが原因だと思います。

自分は無力でちっぽけな存在なんだ…そう思い知らされたとき、人は謙虚で優しくなるのかもしれません。決して悪いことではないですが、それをきっかけに守りの人生に入る人は多いでしょう。

人は守るものがあると思い切った行動ができなくなります。娘2人を育てる私も例外ではなく、現在の生活と離婚後の生活を天秤にかけているのです。自分の能力では0.1%のチャンスを掴み成功させる自信がないのです。

3. 年を取ると安定した老後を考える

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情けないのですが現在の私は、旦那の収入が安定した老後に直結する状態です。私一人の年金ではとうてい老人ホームにも入れません。年金支給年齢の引き上げが議論されている状態を考えると、2馬力→1馬力になるリスクは少なくないと思います。

おかげさまで今のところ毒義母と旦那以外のストレスを除けば、健康で衣食住にまぁまぁ困らない生活をしています。在宅の仕事で収入を得ているので、子供にかかる費用も何とか捻出できています。

しかしここで離婚するとどうなるでしょうか?個人年金や投資にまわす余裕はなくなり、生活を支えるだけで精一杯になるでしょう。年金支給までは必死に働くにしろ、十分な収入を得られる可能性は低いです。

その頃は子供たちも成人し、立派に社会の一員として活躍していると思います。(多分…)子供たちには自分の人生を思いっきり楽しんでほしいので、親に経済的な支援なんてしてほしくない…これが本音です。

そうなると旦那と添い遂げ二人三脚で老後に立ち向かうのがベストなのではないか、そう思ってしまうのです。年を取るとあちこちが悪くなり病院へ通う頻度も高くなるでしょう。大きな病気をする可能性だってあります。

ここは割り切って人生の金銭的パートナーとして婚姻関係を継続するべきなのでは?そう思う自分もいます。

4. それでも私は未来に向けてチャレンジする

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ネガティブな考えを綴ってきましたが、いい意味で(?)頭が悪いのが私の長所です。頭の良い女性なら損得で物事を合理的にとらえ、最善の答えをだすことでしょう。しかし本来の私は99%ダメでも1%の確率に賭けたい!そう思うタイプです。

若いころの私は感受性がやや豊かな方でした。大人理論で動く人間に対して、自分は絶対にこんな大人になりたくないと思っていました。40代を迎えた今もその気持ちは心の片隅に残っていて、年齢に関係なくチャレンジしたいと思う小さな自分も存在しています。

加えて、なぜか一人目を出産してから(子供をだますような生き方はしたくない)など、謎の正義感が沸き上がってきました。学歴で男女に差をつける、理不尽な父親の要求に従うなど、子供の価値観に影響を与える人間には従えません!あ、毒義母と旦那のことですけど…。

自分の気持ちに正直に生き、子供に自分の生き方を見せるなんて大義名分はないですが、我慢し続ける母親の姿を見せないために、今何ができるかを毎日考えています。

まとめ:現在のステージで言い訳せずできることをやる!

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これは私のひがみ、妬み、後悔もありますが、自分にある程度の収入があり養育費を毎月振り込むような人間性の旦那を持っていたなら、即日離婚届けを提出しています。

しかし現実は甘くなく、経済的な自立や養育費の算定から不払い対策など問題が山積しています。「そんな40代になったのは自己責任だろ!」という意見には返す言葉がありません。自分の人生設計が甘かった、そこは素直に認めます。(泣)

「そんな辛いなら離婚しろ」というのは簡単ですが、人それぞれ違う環境で生きているし、貯金の額(ここ大事)、考え方は十人十色です。

だから今できることを探してコツコツ積み上げるしかないと思います。もし1年後に離婚したいなら仕事を確保し、行政の支援をリサーチ、家を確保、子供の環境を整えるなど少しずつ進めるしかないのです。

私も年を取り保守的になったせいで守りに入りましたが、若い時分にはわからなかった大切なことを学びました。

ほんのちょっとの努力を1年2年と続けると、道が開けるかもしれない。

時給200円以下だった私のWebライター業務も、現在は家計を助けるほどの収入を得られるようになりました。現在の環境を言い訳にせず、一筋の希望に向かいできることをしてきて良かったと思います。

先日、旦那に「あと1年待って…」と意味深宣言した私ですが、これからもコツコツやっていきます。

「なんで離婚しないんですか?」という質問の答えを本気で考えてみたシリーズも今回で完結です。また日々思ったことなどを綴ってみますね。

毎日モヤモヤしながら頑張っている皆さんが、少しでも前向きになれればうれしいです!


こんな私にサポートしてくれる方がいて驚いています!みなさまの温かい気持ちで毎日頑張れています!ありがとうございます。