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2023 大寒 鶏始乳(にわとり はじめて とやにつく)

初釜を境に、今年も四ケ伝のお稽古が始まった。四ケ伝は、【茶通箱】【唐物】【台天目】【盆点】と呼ばれる口伝のお稽古で、どれも特徴的なお道具を使ってお点前をする。

今回は、前回やった【台天目】の復習と【唐物】のお稽古を。

【台天目】
台天目の主役は、その名の通り天目台。天目台に乗っている天目茶碗へお湯を入れるときは、いつも添え手を。天目台は、真で清める。

気を抜くと、片手でさっとお湯を入れようとしてしまうのが、本当によくない癖。天目台を見たら反射的に添え手ができるくらい身体で何度も繰り返さないとなぁ。

先生から指摘される前に「あ!添え手……‼︎」と呟いていたら「頭に身体がついていかないのねぇ笑。予習してきたことは、認めるわ」と苦笑されてしまう始末。ううううう。

【唐物】
主役は茶入れ。いつも両手で丁寧に扱う。

まず、茶入れと茶碗を持って入室したら、一度襖を閉めて。それから、真に捌いた帛紗で茶入れを清める。元節の茶杓もいつもと置き場所が変わるので要注意。

これは、予習通りクリア。

最後にお薄を流し点てでいただきながら、先生とおしゃべりタイムを。この日のお稽古は四ケ伝だったこともあって、わたしも先生もお点前の流れやお道具の由緒を交わすだけでいっぱいいっぱい。

まだまだおさえないといけないお点前はたくさんあるけれど、どんな日も、お菓子はかわいくて、お茶は身体の芯をツーっと通り抜ける、ただそれを楽しめたらよいねぇとほのぼのと。

2.3月と四ケ伝のお稽古を重ねたら、5月にはもう炉をしまって風炉を出さねば。小田原では、週末から梅まつりが始まるとか。

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