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cotree卒業によせて

先日、cotreeを卒業しました。

cotreeでの約2年間は、本当に良い、そして大好きな時間でした。誇張抜きで、人生の転機になりました。ほどよく前向きになりました。入る前はかなり後ろ向きでした。感謝してもしきれません。

明日、4月1日からは別の会社に正社員として働きます。まあ別の文化や価値観です。cotreeでのYesがNoだったり、その逆もあると思います。

でも、決めたからにはまずは新しい会社の文化にぐぐっと浸かりたいです。もちろんcotreeでの自分を否定する、ということもしたくありません。

そのために、cotreeでの経験をフラットなものとして、つまりは「cotreeはcotree」と自分の中でしばらくそっと置いといてあげる必要性を感じ、noteを書いてみました。

cotreeへの感謝と一旦ほんの少しのお別れです。

cotreeに入ったきっかけ

きっかけは、櫻本さんのこちらのツイートから。(フォームは既に無効です。)こちらを見て応募しました。

面接で櫻本さん、平山さんが丁寧に、ゆっくりと自分の話を聞いてくれたことが印象に残っています。

当時1回目の就活がうまくいかず(自分は訳あって2回就活をしています)、自信をなくしており、それでも何か貢献したいという気持ちを受け止めていただきました。

cotreeでやったこと

データ整備・分析、マーケ施策、調査などに関連する仕事をやりました。

LPO、ABテスト、Google data portal作成、新規事業に際しての調査、などなど色々なフェイズで色々な経験をさせていただきました。

皆さんには、おそらくインターン生としてギリギリ裁量渡せるぐらいのボールを投げ続けてもらっていたと思います。かつ、インターン生という立場関係なく、フェアにジャッジをしてもらっていたと思います。なんというか懐が大きくて、繊細だったなあと感じています。

余談では最初に関わったtakk!事業については3ヶ月ほど担当し、自分は撤退になりました。機能追加やユーザーヒアリングなどやってみたのですが、どうにもうまく伸ばしきれませんでした。
cotreeで数字伸ばす系の仕事を自然にやっていたのは、この失敗経験が原因なのかもしれません。

cotreeで学んだこと

とにかく、cotreeは進化し続けている会社です。

新しい人が増えて、新しいプロジェクトが始まり、新しい会社ができ、、、

(特に2019年初めぐらいからの人の増えようには、びっくりしました。デザイン、データアナリティクス、コーチ、カスタマーサクセス 、バックオフィス、色々な専門性を持って人たちが続々とcotreeにやってきて、その度に「これは仕事進むぞ」「自分の居場所なくなるぞ」と思ってました笑)

そうした多くの変化が僕がいた約2年の間に起き続けました。

でも、その一方で苦心する姿も見てきました。わかりやすい例で言えば、SEO、採用基準づくり、プロダクト作りで揉めたりとか。(僕の見てる範囲)

それでも最終的には良い地点に着地、または良い地点へ向かっているという姿を見続けてきました。

そんなcotreeの姿を見て、「できないこと、は究極的には無い?」のではと思えるようになりました。違う手段で、別の誰かと、別のタイミングで。何かを変え続けることで実現できる、ということを身を以て経験し、確信を持つことができました。

cotreeとは

僕にとっての株式会社cotreeとは、

「居場所であり、戦場」

でした。仕事として価値を発揮する場でありながら、「この人たちに受け入れてもらえている」という感覚を持てる場でもありました

個人の悩みも相談できるような空気で(もちろん重いのはカウンセリング使ってました)、それでいて成果を出すためにシビアに議論できた。

そんな「自分や自分たちのできないことを認めつつ、前へ進む」環境だったからこそ、こんな自分でも「できないこと、は究極的には無い?」と思えたのだと思います。

最後に

明日、4/1から社会人です。無事に就職できました。

「早くバリバリ働きたいわ!」と息巻いていましたが、やはり前日となると不安が出てくるものですね。

リモートうまくやれるかなとか、周りの方々とよい関係性作れるかなとか、お客さんにちゃんと貢献できるかな、とか。(以前は不安を晒すみたいなことすらできなかったので、この点では成長したのでは。)

とはいえ、それなりに考えて内定承諾はしました。長期的な生活や目標、自分の行動原理などを踏まえて、現時点での自分や会社状況に囚われすぎずに選べたと考えています。

あとはもうこの意思決定を前進させて、壁にぶつかるたびに丁寧に処理していきたいです。こころと身体に気をつけて働いていきます。

今年の終わりには、「しんどいっす!」「楽しいっす!」を8:2くらいの割合で報告したいですね。

約2年間、本当にありがとうございました。

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(サムネは自分のオフィスデスクの前にいたアルパカ。こいつにいつも見られてた)

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