伊藤あみなさん 取材日記④<編集後記>
2020年10月に開催された「伊藤あみな展~夢の中にある色彩の世界~」
の取材日記です。
あみなさんの絵を初めて見た時、絵本をめくっていくみたいだと思った。
1枚の中にギュッと詰まった色とりどりの幾何学模様が、訳の分からないパワーを感じさせる。
ひたすらにユーモアに溢れていて踊りを踊っているように楽しい。
そして時には、優しく美しい月夜の光のように柔和だ。
1枚の絵から様々な感情や情景が溢れるあみなさんの絵は、ご本人が夢で語ったように、いつかきっと絵だけには収まらなくなる。
さなぎが蝶に羽化するように、更に美しく大きなものへと変化する、その瞬間に、立ち会いたい。
その時間を見逃さないように、この先もあみなさんが生み出す世界に寄り添っていきたい。
そんな思いを持った。
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