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果たして私は"TO BE HONEST"になれたのでしょうか

初アメリカ、初長期留学、初DePauw、新しいことで溢れていた2022秋学期、が来週で終わる。きっとFinal(期末)が終わったら、「終わったー!!」って叫んで、数日パソコンとは仲良くしない気もするから、今のうちに自分をアップデート。今学期の振り返り、し始めたら切りがないけど、覚えてることは覚えているうちに記録と。

新学期が始まって数週間後、FYSで、今学期の自分の目標を自分で決めるLearning Letterという課題が出された。

DePauwでの授業、どこまでやっていけるのかビクビクしていた私は、誰かに助けを求めることなく、自分1人で頑張っていますよ感を装っていても、サバイブできないことは最初から分かっていたので、この課題をもらった際、秒でWriting Centerの予約を入れた。Writing Centerっていうのは、Writingで助けてほしいことがあった時に、Tutor(上級生OR English majorを始めとする、人文学系の学問を専攻している生徒が多い印象)の人にアドバイスをもらえる場所のこと。簡単に言えば、英語で個人の意見を表現する力に長けた人が集まっている「英知を集結させた場所」。Learning Letterではこういうことを書きたいんだ、とアイデアを話した私に対して、Tutorが「つまり、あなたが言いたいことは〇〇で、〇〇なのね、合ってるか?」と問いかけた。「なんやこの人、、、」って正直めっちゃ驚いた。初対面の割に、私以上に私のことを知ってるような感じが、もう違和感でしかなかった。私がこのくらいびっくりしたように、Writing centerはやばい場所なんです。

私がTutorに言ったこととしては、まずはDePauwの4年間で大切になってくるライティングのスキルを身につけたい、Paperを完成させるためのプロセスを、自分で自信を持ってできるようになりたいということを伝えました。その後に、それをできるようになるには、どんな壁を乗り越えないといけないかみたいなことも話した。Writingを書く際、日本にいた時、「優等生」みたいなラベルが自分に貼られていたので、それがWritingの邪魔になるってことも話した。本当に書きたいことは〇〇なのに、優等生みたいな文章を書かないと、みたいな圧が少なからずあって、それが邪魔で仕方ないんだみたいなことを。その言葉に対して、Tutorが、「なるほどねぇ。納得できる文章を書くには、まずはあなた自身が、自分に正直になることが今学期、もしくは今学期だけじゃなくてDePauw4年間を通しての大きな目標の一つかもね」と話してくれた。

"TO BE HONEST"

Learning Letterに大きく大きく書かれたこの目標、今学期達成できたと思う。

自分が思ってた以上に、素直でいること、素直さを表現することをちゃんと頑張れたと思う。日本にいたときは、全部、できます、やります、好きです、だった。いろんなものを受け入れられちゃう体力があるのも事実だった。余談だけど、アメリカの大学に持ってくるものは高い英語力だけじゃなくて、体力だと思う。体力有り余ってて、損することない。

でも、ここにきて、嫌なものは嫌、辛いことは辛い、やめてほしい時はやめて、しんどい時はしんどい、と言えるようになった。相手と話してて、自分が伝えたいことが80%しか伝わっていないなと感じた時は、「そこはこうじゃなくて、こっちだー!!!」と訂正することにもこだわった。日本語でできる哲学的な内容を英語で伝えたいってなった時に、55%くらいの変換率でしか伝えられないのは課題です。

そんなFYSも、昨日で最後のクラスだった。毎回、授業前に出席確認の為に聞かれる質問、今回は、「この学期で達成できたことは何ですか、また、来学期の目標は何ですか?」だった。

今学期達成できたことは、TO BE HONESTになること。あとは、3S(Sleep, Study, Social)を充実させられたこと。たくさん教授のoffice hour(オフィスアワー:教授と授業外に話したり、授業の質問をしたりできる時間)にもめっちゃ通ったし、Hubbard Center(キャリアのサポートしてくれる場所)の人とも話して、あなたにはこの学問とってみてもいいんじゃない、とか、この卒業生と話してみたら楽しいと思うよ、と色々教えてもらった。いろんなアドバイスが混ざりすぎて、学期の真ん中くらいは頭の中ぐっちゃぐちゃでイライラしてたけど、それも仲良い先輩、友達、教授に話したり、日本にいる家族や友達と話したりして、整ってきた。逆に出来なかったことは、off-campusの活動に力を入れること。DePauwの学業面だけではなくて、自分の興味をもっと追求する時間が欲しかったし、学外の人ともっと話してみたかった。でも、それと同時に、今学期は精一杯やれることをやったから、後悔はしていない。これからやらないといけないことは、今学期身につけた力だったり、意識したいことだったりを冬休みに忘れず、春学期良いスタートができる準備を着々と進めること。

この前、参加したオンラインイベント(https://sekaibu-gov.note.jp/n/n24aeb1f18037 小西優馬、せかい部より)で、フリージャーナリストのKONYが、「自分を知るために周りを、世界を知らないといけない」って言ってて、それがすごく印象的だった。今まで、自分探しをする際に、1人で本を読んだり、悶々と考え込んだりすることが多く、それが実際大好きではあるのだけれど、人と話すことでしか、見つけられない自分も絶対いる。TO BE HONESTでいて、等身大の自分を周りに伝えることで、さらに自分を知っていくプロセスがおもしろい(時々大変でめんどくさいけど)し、自分のことを自分で説明できるようになれたら最強だなって思う。それがまだ不完全だからこそ、いろんなことに悩むんだろうな。だから、来学期は「自分自身を納得のいくレベルで説明できるようになること」を目標にしたい。

ENG115のクラスも今日が最後で、クラスメイト同士、メッセージを書き合った。
"
Final上手くいくといいね、早めのクリスマスプレゼント🧡って友達がくれた手作りのお菓子
こういうのできる人ってまじで素敵だなって思う。
まともな料理作れるようになるところから始めな🙃

来週、統計学と心理学のFinal(期末)が終わったら、友達(FYSのクラスメイト)の家族の家にお世話になる予定。冬休みから、学外の活動が本格的にスタートするからバタバタ忙しくなると思うけど、「何でも楽しんだるから、かかってこいやー!」って感じ、楽しみ☺︎

ではまた〜👋


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