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荒野の七人拝見してないけどね

マグニフィセントセブンを今更ながらDVDで見たわけです。
単純に楽しかったなあ。
西部劇は最近のやつしか見てないので(トゥルーグリットとか)作法とか全くわからないのだけれど、もう過不足なく楽しめました。

まず、デンゼルワシントンの顔が好きだし。アントワンフークア監督はデンゼルワシントン目当てで見た「トレーニングデイ」からで、最近の「イコライザー」とか「サウスポー」も無茶クソおもしろかった。
のに、なぜ劇場へ行かなかったのかとものすごく後悔したわけです。

ストーリーはとっても単純で起承転結の転がとってもささいな転で(ほぼないと言っていいと思う)、はっきり言って話は復讐ものの型通りと言って良いのではないか。(型の踏襲が偉大!みたいのあるのかな)
カタルシスは生まれない。
ただそれを持ってありあまる魅力と言えばやはりキャラクターなんだよな。
これまで見てきた彼の作品と同様、登場人物がヒロイック全開にして悪人に挑む。
集まった7人は強大な敵グループを相手に怯まず戦うのだけれどデンゼルワシントン演じる助っ人団リーダー以外大した見返りがあるわけでも理由があるわけでもない。→でも戦う→英雄!という解釈でしたよ。
それぞれの戦い方や性格、出自、個性的でチームものとしてもとっても楽しめた。
クリスプラットやイーサン・ホークの最後にじんわりと涙するわけですな。

はっきり言ってものすごい心に残る映画ではないけれど2時間の娯楽としては素晴らしい出来だと思う。オヌヌメ。

ちなみに、これ書きながらフィルマークス見たらエンドオブホワイトハウスもこの監督だったと知りました。納得!
ホワイトハウスダウン派だけどね。
#映画

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