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【657球目】自分の仕事が好き

あなたは自分の仕事が好きですか?
この質問に何と答えますか??
今日はそんなお話です。


ある動画にて

先日ある動画でこんなお話を見ました。

お父さんはごみ収集の仕事をしています。汚くて臭いというイメージの仕事にお父さん自身もあまりその仕事が好きではありませんでした。朝の仕事中にたまたま、通学中の小学校5年生の息子と遭遇します。息子を見つけたお父さんは声を掛けるも息子は無視して行ってしまいます。
(ごみ収集の仕事をしているなんて友達に知られたくないもん)

お父さんはショックを受け、職場に帰ります。顔色が悪く様子がおかしい上司が気にして声をかけてくれます。お父さんは今日の朝起きた出来事をそのまま上司に伝えます。上司は、自身にも経験があることと、息子さんと向き合って話をしてみればという提案をしてくれます。私たちの仕事は世の中に無くてはならない仕事です。私達の仕事はごみを収集することではあるけれど、その本質は街を綺麗にすることです。その仕事に私は誇りを持っています。そんな想いを伝えてくれます。

その日の夜、お父さんは息子に話をします。

お父さんの仕事は街を綺麗にすることだと。お父さんの仕事は人の役に立つ仕事だと。そして、お父さんはその仕事に誇りを持っているのだと。息子の表情は少しですが明るくなりました。後日、参観日の出来事。息子さんに絶対来てねとせがまれたお父さんは有給を取って参観日に向かいます。

その息子の作文の発表がありました。
題名はぼくのお父さん。僕のお父さんの仕事は街を綺麗にすることです。お父さんの仕事は世の中の人の役に立っています。僕も大きくなったらお父さんみたいに誰かの役に立つ仕事がしたいです。お父さん号泣です。私もこれを書きながら、うるっとしてしまいます。こんな内容の動画でした。

私の仕事

リーマンショック前までは派遣という仕事が好きではありませんでした。
ビジネスとして割り切っていました。ものづくりの仕事は好きでした。
前向きに積極的に、課題はあるけれどポジティブになれる時間が多かったからです。

何かがあれば派遣社員が犠牲になって派遣元も派遣先も傷つかない。リスクなしです。それでいて給与が高くない。違和感だらけでした。人も辞めやすい。派遣先には高頻度で怒られる。面接に来ないのは当たり前、工場見学や入社日にも来ない人がいる。割り切るしかないと考えていた時期もあります。

ただ、そんな中でとてつもない可能性を感じる人達もいました。
こちらが考えて提案した無理難題にも積極的に応じてくれる人達です。私の直感について来てくれた人達がいました。だからこそ、派遣事業を何とかしたいという想いも強くなってきたのかもしれません。

2016年

嫌な仕事をビジネスとして割り切ってずっとやっていて良いのだろうか。
嫌な仕事をずっとやり続けられるほど、図太くありません。嫌な仕事を好きになれば良い。幸いなことに三陽工業の方向性を決める事ができる、新しいことに取り組むことができる立場でもありました。

そこで2016年に生産推進グループが誕生します。
生産推進グループが出来てからの派遣は決して嫌なものではなく、そこで可能性を感じる人達が数多くいることもあり、とても好きな仕事になっています。ものづくり事業と同じくらい派遣という事業も好きになりました。

生産推進グループの中にはとてつもない可能性を持った社員がいます。
今は配属先の1つで仕事をしてくれていますが、もっともっと彼ら、彼女らの可能性を開花させる道を創っていく必要がありますし、必ずそれは実現できると確信をしています。

今の外部環境、これからの予測される外部環境を見据えた時には、それは必ず実現することが出来ます。今は胸を張って、派遣という事業、HR事業が好き、自分の仕事が好きと言えます。そう言える様になったのは、嫌な仕事だった派遣の仕組みに対しての考え方を変えることが出来たこの三陽工業という場所と、そこで働いてくれている仲間があってこそです。
感謝です。

人の人生を変える

三陽工業の派遣事業=HR事業は人の人生をより良くすることができると考えています。三陽工業に入って良かった、この声をもっともっと増やしていきたい。

真面目に一生懸命働く人達が報われる世界を創りたい。

ド真剣にそう考えています。
まだまだ始まったばかりですが、必ず実現していきます。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。




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