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身につく素振りと身につかない素振り

素振りを繰り返しても、身につく素振りとそうではない素振りがあります。今日は、素振りと営業についての話をしてみたいと思います。いつも私がコンサルティングをするときには「成長」を軸に話しをしております。
「卒業があるコンサルティング」を行っており、ある程度、損益分岐点や「稼ぐ力」を身に着けたらあとはさっさとコンサル契約なんて切って、自力で頑張りながら不定期コンサルをする事業者さんを作ることにしています。

身につかない素振り

身につかない素振りとは、ただの素振りです(汗
力に任せて、バットをブンブン振る。それだけですね。
筋力はつくかもしれませんが、成長カーブは緩やかです。

身につく素振りとは

身につく素振りは、

  • 相手ピッチャーがだれなのか

  • 何回で、アウトカウントいくつか

  • ストライク、ボールの数はいくつか

  • 塁には誰がどこに出ているか

  • 球種は何か

これらを想定しながら行うんです。
そうすることで、最初は難しいけども段々とイメージもパッパッと切り替えられるようにもなるし、上達もしていく。筋肉だけつけるのと、上達するのとはまた別なんです。
これも聞いた話ですが、ピッチャーは水泳?背泳だったかな?をしてはならないそうです。その筋肉を鍛えてしまうと、球を投げるときの筋肉(バネ)が効かなくなるとか?これはすみません証拠はありませんので事実か事実じゃないかは置いといていただいてただ、そういう事もありそうですよね。いわゆる、鍛えりゃいいってもんじゃない。むしろ器用さが失われる。みたいな。

営業であればどうか

営業で僕は、お客さんをクロージング出来なかった都度、

  1. どこで間違えたか

  2. もう一度、タイムマシンに乗って時間を戻せたら、どうやったらうまくいくか

  3. 欠けている知識・態度・提案・スピードは何か

これらの事を考えます。

NOPS

Notice(気づく)
Own(受け止める)
Play(実行する)
Stay(とどまる)
NOPSを大切にします。
気づいて、受け止めて、行動し留まり、次のNOPSの繰り返し。
皆さん、毎日毎日、お客さんと出会って商談しての繰り返しがあると思うけども、その中で、過去のロストしたお客さんに対しての振り返りってあまりしていないんですよね。
気づく受け止める実行する。
ロストしたお客さんで、一体どこで間違えて、どうしたら同じ事が起きないだろうか?これをしっかりと考えるのが一番成長させてくれます。

大切なこと

大切な事は、今日のお客さんではなくて、「成約率」です。自分がプレゼンを行い、成約する確率をコンマ1%上げる。これが一番大切です。

僕が飛躍的に成約率を向上させることが出来た必殺技

僕が、NOPS、いわゆる「内省」を繰り返してたどりついた結論がありますので公開します。
話すペースがゆっくりで、女性で、「うーん・・・」って考えて、じっくりと言葉をかみしめて話すようなタイプの方が苦手です。即断即決タイプの人は余裕です。
「待て」が大の苦手ですね。
ですので、そのタイプのお客様をどうやって攻略するか?をすごく考えて至った結論があります。
なんと・・・
「交代」
でした。
僕が全顧客対応しなければならないわけじゃないので、「タイプが向いていない事が分かる」も、分かるの範ちゅうです。だから、そのタイプのお客様が来られたら途中から後ろで資料や見積もりを作る係に代わるようにしました。
要所要所で知識が必要な時にはお伝えすればいいだけなのです。
それに気づいたときから、極端な言い方になりますが「どのタイプのお客さんが来ても信頼を勝ち得る事が出来る」ようになりました。当然ですが、成約するかどうかはもちろん大切ですが、信頼をどれくらい積み上げれているかは、他のお客さんを紹介してくれるか?リピートしてくれるか?SNSに良い評価をつけてくれるか?口コミしてくれるか?に密接に絡みます。接客での信頼は、60点で成約だとしても、60より80,80より95の方がえらいんです。

営業指導について

僕は良く、営業指導も行います。
顧客が誰で、どんなシチュエーションで、何曜日に来社で・・・等。それらを様々な状況を鑑みながら、「自分自身の成約率」をあげるためのお手伝い・指導を行っています。
営業がとれるようになると楽しいですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
逃した顧客や、赤字だった先月の数字を振り返るのは結構ネガティブな感情が沸き上がってくると思います。しかしながら、未来の事を想定するのは、自分の得意な人ばかり想定したり創造力の問題になってきます。
で、最も大切なのは
意外と誰も過去の振り返りをやってない
という事です。
誰もが「明日は頑張ろう」と思いながら漫然と過ごしています。油汗をかきながら、失敗した案件に向き合い、克服する。これらをやるだけでいわゆる、「差別化」につながって、いつしか、誰でも卓越した能力を身に着ける事が出来ます。
是非、試してみてくださいね。

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