『ジェンダー川柳』を見て感じること。女性が権利主張する為だけに「ジェンダー」と言う言葉を使ってはいけない
広島県が主催で『ジェンダー川柳』のコンテストを開催しています。2023年11月3日㈷〜11月12日㈰まで一般投票の受付になっていてふと見たら共感できるものがあったので気付きを共有させて頂きたいと思います。
一次審査を通過した30作品の中から、共感No.1作品を決める一般投票を行われています。
作品一例 ↓
あえてこの二つを写真で投稿したのはこのNo.2の『テント張り 男子汗だく 女子談笑』っていうのも最終に残ってるのがいいなって。
何が言いたいかというと、一般的に『ジェンダー』って言葉を使う際に女性差別をなくそう!って言う時に使われることが多いけど、
ジェンダーとは、社会通念や慣習の中に社会によって作り上げられた「男性像」「女性像」があり,このような男性,女性の別を「社会的性別(ジェンダー/gender)」といいます。
私は幸いにも今から54年前の男尊女卑が激しい時代に祖母が女性1人で起業し、祖母の代から親子3代の女性経営者の家庭で育ち、中高女子校という環境で育ったので社会に出て男女差別やセクハラを受ける前から『女性だから出来ない』『女性だから1番になれない』『男性だからエライ!』という感覚はありません。
自分の覚悟と努力さえあれば自分で道は開ける。
様々人生の選択をする際に男女の枠で考えたことがない。
自分がやりたいかどうか。
ただ社会に出てからは今までの古い感覚や慣習で男性が作った世の中に私を当てはめられるのが嫌なので自分で起業して共感してくれる仲間と出来ることをやっています。
ただ努力とか自分だけではどうにもならない人もいるので男女関係なく適材適所で自分の能力が活かせる場所で出来る人が出来ることをやればいいと考えてます。
このNo.2の『テント張り 男子汗だく 女子談笑』のをみて以前ある教育関係者から聞いた話を思い出しました。
『学校』という職場では男女平等で女性も意見がいいやすく育児休暇からも復帰しやすく働きやすい環境が整っている方だと思う。ただ女性の先生は運動会のテントや重いものを運ぶのは男性の先生がやるもの。力仕事は男性…って言われて違うな…とは感じるって仰られていました。
もちろん学校にもよるし、先生にもよりますが、
女性も男性だからと押し付けるのは良くないですね。これも悪意があるわけではなく、先入観や慣習によるもので気付きさえすれば男女関係なく出来る人みんなでやろう!となるハズです。
テント張りも男性だからやって!男性だからやります!ではなく、男女問わず出来る人がやればいい。
そこに男性、女性っていう感覚がいらない。
もちろん男性がそっと重いものを持ってくれたら嬉しいなってありますが、
それは荷物が軽くなるより
その人の優しい気持ちが嬉しい。
男性だからってテント張るのはしんどくて出来ない人もいる。
女性でも力になれる人もいる。
『男性だからテント張って!』はダメ
女性も自分の権利ばかり主張するのではなく
男性、女性問わず、人として
それぞれが出来ることをやればいい。
そんな気付きを共有したかったです。
このキャンペーンには何も関係していませんが勝手に使ってるので是非投票してあげてください笑
『ジェンダー川柳コンテスト』
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