打席に立った。
ダメだ打てない、空振り三振だ。
心はシュンとする。
で？また起き上がる。
よくよく考えると、落ち込めない。
落ち込もうとしてみるが、そもそも上手くできたことがない。
新たな打席に立ち続けていると、以前の自分と比べようがない。

あなたが打席に立ったとて、打てなくても、大空振りしたって、誰も笑いやしない。
あなたがそこに立った勇気を讃えてくれるでしょう。誰から頼まれたわけでもないのに、わざわざ新たな打席に立っている。

会社員だって、フリーランスだって同じだ。
誰が頼んだわけでもない、あなたが自分で決めてそこに立っている。

上手くなりたければ、たくさん立って、バットを振るしかない。家でテレビ見て声だけあげていても、野球は上手くならない。

落ち込むのがいやなら、チャレンジし続けたらいい。やれることばかりやっているから、できないときに落ち込む。やったことがないことにチャレンジしていれば、落ち込むことがない。

それでも周りを見ると、できる人たちがいて、できない自分のことを悲しく思うこともある。
新卒で入社したときも、転職して入社したときも、同じ気持ちになった。

自分の未知を信じてあげれるのは自分だけ。
持って生まれたものがないことが強み。それは、失うものがないということ。100%学んでいけばよい。

凹もうとしたり、落ち込もうとしたりするけれど、いつもチャレンジしていたら、落ち込む土台がないことに気付いた話。

落ち込もうにも落ち込めないのだから、顔を上げて、前を向くよ。