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彼女と私で出した答えは。


先日、自分の中でめちゃくちゃショックな出来事がありました。
大好きな彼女とのドライブ中に車が接触してきたのです。

がっしゃあああああん!!何があったのかわかりませんでした。
なんか初めての大きな事故だったし、相手方は態度でかいし、警察来るし(当たり前なんですけど笑)、うちの車崩壊だし。
幸い、誰も怪我無く済みましたが私たちの車はレッカー車で持っていかれるレベルのものとなりました。

17時過ぎに事故をしたのに帰宅できたのは23時頃でした。
彼女といたときは、申し訳なさとしっかりしなきゃという気持ちで気を張っていたんですけど、家に帰ってもなかなか緊張がほぐれずあああなんでこうなるんだろう、、と考えてばかりいました。

前に記事にも書いたんですが、私は自分の中の理想と現実のギャップの差に悲しくなることがあります。最近はやっと自分を認められるようになってきてはいますが、1年に2回くらい何かがきっかけとなりずドーーーんとへこんで泣いて復活します。笑(疲れとかストレスが原因かな、理想と現実のGAPの話は以下記事を読んでね~。)

今回はその事故により引き起こした悲しみからの、派生した同性カップルだからこその悩みみたいなものが一気にあふれ出した夜について書きたいと思います。また、年下彼女に救われてしまいました、、、。

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【事故直後~帰宅まで】

その日はそもそも会う予定ではなかったけれど、車で買い物をしたついでに彼女の家に寄り1~2時間お話をしながらドライブをして帰る予定でした。
事故処理が終わるまでずっと一緒にいてくれたので、とりあえず彼女を自宅までタクシーで送りました。
その間も、ずっと「こちらこそなんもできなくてごめんね、いい経験になったと思う、怪我無くて良かったね」など終始優しい言葉をかけてくれました。送った後も「無理して連絡しなくていいからね、ゆっくり休んでねそしてあなたの心が心配だよ。」って心配してくれました。(本当に、なんていい子なんだ。)

私は、自分のする種類のミスが本当に嫌いです。
これはみんなミスするのは嫌だよ!!って思うかもしれないんですけど、私は自分のするミスの種類が嫌いなんです。
例えば、
・携帯や財布などの貴重品をなくす
・海外旅行のチケットの日付を取り間違える
・自分が話していたことをよく忘れる

とか、しかもみんなで盛り上がっている時とかにドカンとテンション下がるようなミスするんですよ。はぁ本当に嫌。
どうしてなのかは私にもわかりませんけど、うれしい時の楽しい時の絶頂で、くるんですよね、、。(笑)
他の人の失敗の仕方って次への成長につながりそうなんですけど、私に関してはまたやったよ・・みたいなのが多くて。(特に時間・日程・タスク系に弱い)
今回は、彼女と久々に会えた楽しい時間に事故ったことが私のメンタルに異常に来た原因だと思います。

【その日の夜~ぶちまけた悩み】

アドレナリンが出ていたのか、なかなか寝付けず彼女にライン。(25時)
私のくやしさと情けなさと性格のねじ曲がりがこぼれだします。(笑)

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彼女の優しい声かけで、スタートします。(笑)
(この時点で私は大号泣・・)

①かっこ悪い自分を見せるのが嫌だ。

私は今の彼女と付き合う前は年上の女性と付き合っていました。
振られたのは「結婚と妊娠がしたい」という理由でした。まぁ、同性で付き合っていく上ではかなり大きな問題ですよね。いつかはそんなこと言われる日が来るんじゃないかっていう気持ちはじわじわと抱えていたんですが・・・。(彼女は私が初めての同性同士のお付き合いでした。)
元彼女と付き合っていた時もいろんなことがありました。楽しいことばかりではなかったけれど、その度に「どんなあなたでも好きだよ」って言ってくれてたんです。(付き合っているので当たり前だけどさ。)

それから、何もない時に愛情を表現されるにはなんてことないんです。だけど、悲しい時に「そんなあなたを含めて好き」っていわれることが怖い。「大好き」「愛してる」って言われるたびに怖く?不安になります。元彼女は私をあんなに好きといったのに、簡単にいなくなってしまったじゃないか。完全にトラウマですよね。信じたい気持ちとうれしい気持ちがごちゃ混ぜになります。
だから自然と私は彼女にも失敗とか自分を見せるのが怖くなりました。
一緒にいる時間が長いほど好きになって情が深くなるのも怖くなりました。

②100%の好きが言えないのも嫌だ

私は本当に彼女が可愛くて大好きで一緒にいたいとは思っているんだけど、①のトラウマの理由からか予防線の張った言葉になってしまう気がするのが嫌なんです。なんか、純度100%の好きではなくて、こう少し不純物がはいっているような気がするのが。言い切りたいけど、言い切ってしまったら後に引けなくなってしまうような、また苦しい思いをするんじゃないかっていう怖さがありました。好きがたくさん募るといずれ崩れちゃう気がするんです。わかってくれる人、いるかなあ・・・。

③お母さんにウソをついちゃった。

事故にあった時、お母さんは同乗者は誰??と聞いてきました。
その時とっさに会社の先輩と答えてしまいました。
事故なく、病院にかかることもなかったのでこのまま進みましたが、大好きな彼女の存在を悪いことしてない私が何で隠さなきゃいけないのか悲しくなりました。お母さんへあてたnoteを読んでもらうとわかるんですが、元彼女の時はお母さんに紹介しています。
けれど、今の彼女はまだできていません。(よかったら以下記事も読んでください)同棲するときは必ず言うって決めてるんですけど、今は状況的にも準備も整ってなくてうまく言えなくて。私は自分の好きな人に自分の好きな人を紹介することが好きだから、大好きなお母さんに大好きな彼女を紹介できないのがしんどい。気づいたらストレスになっているのかも。

【私達の出した答え】

最初はラインで話していた私達でしたが、彼女が電話をかけてきてくれて直接話すことができました。そこで、彼女なりに考えていること、二人の未来について話しました。

①時間が解決してくれる・・?


私の中で一瞬だけ「もう別れたい」(こんな私といて彼女は幸せなんだろうかという自己嫌悪から)と思ったことを彼女に伝えたら、
「そう思ったのにもかかわらずそれが選べないのだからもう進むしかない。崩れるのは怖いけど今すぐ終わらせることもできないんでしょう。」
って言われました。(おぉ男気)
彼女のほうが同性同士の恋愛経験人数は多いのですが、何人付き合ってもやっぱり、不安や心配の気持ちって拭えないもんだそう。(特に私はバイセクシャルなので最後は男性に戻るのか・・とか含めて)
彼女も私と付き合う前の恋愛で大きな傷を負っていて時折思い出すことがあるそうです。(彼女も私と似たような傷付き方をしています。)
だからこそ、私たちの強みはお互いが失いたくない、もうあのような苦しい気持ちになりたくないっていう気持ちを分かり合えていること。不安になったら思い出して、同じ方向を見ているという再確認をすることにしました。
少しずつ少しずつ丁寧に積み上げて積み重ねて、気持ちの余裕を持てるようにしようと話しました。焦らない、焦らない。

②言葉に出すことを臆さない

①にも書きましたが、彼女も私を信じていないわけではないけど、ふとした時に不安になることもあるようです。
うちの彼女は外国人張りに愛情表現が多いんですが(言葉もスキンシップも笑)自分の不安が本当にならないように、言霊じゃないけれど自分自身に言い聞かせるように言っていることもあるそうです。
私も彼女が大好きで、でも好きって言葉の裏には不安の影が伸びていることもあるんだけど、それでも良しとしようと思いました。
人間誰も余裕がある人なんていないし、好きな人が魅力的であればあるほど不安はつきものであることを思い出す。(これはきっと異性間でも同じだよね。)特に私たちのような同性の恋愛は、日常生活の中だと出会う確率は異性に比べれば少ないと思います。(今だとアプリや二丁目などありますが、日常的にはカムしてなくてそういう場じゃないとなかなか少ないかなあと)そんな中でこんなに素敵な人に出会えたんです。今、彼女が横にいて彼女が大好きであることを大切にする。彼女が私を好きでいられるように私も言葉で伝えることにしました。

それいいことばかりじゃなくて、悪いこと、不安な時もそう。
お互いがお互いのためになるように言葉にすることを大切にしたい。

③もう少し年をとったとき時の結びつきを考える

私達は同性なので今の日本では残念ながら結婚することができません。結婚がゴールだとは言わないし、なんなら結婚しなくてもなんも言われないこのご時世ですが、私は好きな人と法的に結ばれるのは純粋にいいなって思います。パートナーシップ制度はあるけど法的拘束力はないですもんね。
私は、結構女々しいので(笑)強力な結びつきが欲しいなあと思うタイプの人間です。(だから、個人的には事実婚を選択する人とかすごいなって思います。)

今は彼女もまだ若いので今日明日の話ではないですが、、、。
もう少し年を重ねたら両家の両親にしっかり挨拶して結婚式を挙げたり、家のローンを一緒に組んだり、クレジットカードで家族カードを持ったり。そういうことを重ねたらきっともっと一緒という感覚が強くなる気がします。そして、時が経てば経った分、日本でもマイノリティがもっともっと過ごしやすくなるという未来を信じています。
そして、いつかは2人の子供を迎えたいなあ。(迎え方は未定です。)

【最後に】

うちの車にぶつかられたというひょんなことから駄々洩れた私の気持ちがこんな形で終結しました。(笑)私自身、自分の中にこんな感情があるだなんて思ってもいませんでした。(マイノリティとして生きていくことをもっと吹っ切れてると思っていた。)私は元彼女と別れたとき、もう一生女の子と付き合うことはないと思っていました。言い方は悪いですが、先のない恋愛というか報われないもんだと。でも、マイノリティ歴は先輩の年下彼女と出会って、先がないなんて嘘だし、報われるか報われないかなんて私達で作り上げていくもんだし考え方でいくらでも豊かに生きていけるんだって思いました。

マイナス面も含めて好きというよりもマイナス面はマイナス面として好き。あなたの伸び代であり、一番人間らしいところ。愛おしい。

彼女、こんなこと言ってくれるんです。愛されてるなあ。
今、この文を読んでくださっている方はどんなセクシャルでどんな人と付き合っているのか、まだ人を愛した経験がない人かもしれません。私自身、少し前までは本気で人を愛したこともなく、こんな悩みをすら抱えると思っていませんでした。

私は、私をここまで愛してくれる人が女の子でした。

皆さんは、どんな人ですか。

今回の話は、私達同性カップルの中で起きた小さな小さな(私たちにとっては大きいよ)事件を書いてみました。最近は、女性同士ならではの役割やセックスの仕方が話題になりがちですが、こんな感情的な一面もあるんです。

この文を異性が恋愛対象の人からみたらどう思うんでしょうか。私たちのように同性が恋愛対象の人中でも意見が割れると思うんです。
信頼の築き方・築くための伝え方。100人いれば100通りの方法があると思っているんです。正解はないし、少しずつ焦らずに積み上げていくものだと。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
私の素敵な彼女については以下のnoteありますのでよかったら読んでってください。(惚気)

そして彼女さん。見た目は120%の女の中の女のあなただけれど、
こんな勇ましいこと言ってくれるなんて、、一生ついてきます。(笑)



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