見出し画像

貴方の心に潜む「無意識の悪」

障害者、部落、LGBT 、ホームレス等々…
社会的少数派は生きにくいです。そして弱者になりやすい。私はそういった方達に差別意識を持たない人だと思っていました。

ところが !

自分の価値観がひっくり返る出来事が。
貴方にも当てはまるかもしれない「差別意識」 これからじっくり紐解いていきます。良ければご一読下さい。

事の発端は、会社に出された男性の育児休暇。厚生労働省は推進してますし、バリバリ働く女性も増えています。
しかし実際提出されると、
「あ、育休取るんだ…」
と不思議な感覚を抱いた自分がいて、もうびっくりしました。普通、そこで何も違和感を感じないでしょう。


ひと昔前によく聞いた言葉「男の子なんだから泣くな(≒強くありなさい)」ですが。
大人になってから疑問が出てきました。「強さ」にも色々種類があるけど、生きていくのは大変だから女の子だって強くいる必要があると思う。別に男の子だけじゃないでしょ。

衣服で言うと、スカート。
女性はズボン・スカート両方履いているのに、なんで男性はズボンだけ?別に履いてもいいじゃない。スカート、楽ですよ(^^) スネ毛が気になるなら、剃ったらいいし。一部の外国では、男性が普通に履いてます。(ギリシャでは軍服になってるらしい!) スカート履けないって逆差別じゃないですか?

職業の例を見ていきましょう。
例えば保育士。現在女性がほとんどですが、そもそも何で女性なんでしょうか?
乳幼児(特に女の子)は大人の女性の方が安心する、という話は聞きます。でも保育士の仕事は激務で体力勝負。そうすると男性の方がある意味向いてるんじゃないかと思います。
だから極端な話、保育士が全員男性でも良いんです。

消防士や自衛隊員も、女性だってなれます。
でも数はこれまた非常に少ない。なぜかと言うと、1つに設備の問題(夜勤の時、男女同じ部屋で泊まるのか)があると考えられます。男性がいなかったら、全員女性が就くことになる可能性だってある訳です。そうしたら「消防士になりたい」って女性が、消防士になりやすい。(男性は就けなくなりますけど^_^;)

でも実際、男性ばかりが育児休暇を取ったら。保育士全員が男性だったら。消防士や自衛隊員が全員女性だったら。みんな

えっ!?( ゚д゚)

って困惑する姿が、容易に想像出来ます。

「出来るかどうか」の話をすると「出来る」のだけど、そういう考えに切り替わっていない。設備が整っていない。そんな理由で未だに男女の役割分担が根強くある。

男女は長い歴史の中で、都合が良い又はより向いている(と思われる)仕事や役割につく社会構造になってしまった


話は変わりますが友人の職場の上司がモラハラ&パワハラ気質らしく、心無い言葉にイラッとするそう。上司は「俺は人権意識がある」と言っているのですが、そういうことが世の中で言われるようになってから自分で正した。(正せてないけど)
所詮「後付け」なんです。でもこの場合まだ「周りから見て分かる」からいい。

「本人も周りも気付いていない」

このケース、結構多いと思います。
これが「私達の心に潜む悪」
そして気付いていないから、たちが悪い。

取り除くには、かなりの時間が掛かりそうです。すっかり根付いてますからね。まずは「気付く」ことから。差別意識は元々持っているものではなく後天的なもの。
大人達や社会によって刷り込まれたもの。

必ず取り除けると信じています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?