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人間関係は苦手でも続けた方が良い理由

対人関係に悩んでいる私に、姉(性格:男前)はある日こう言った。

「苦手なら人と関わらなければ良い」

…いや、そうなんだけどね。実際そうもいかないじゃん。私が「人間関係が苦手でも続けた方が良い」と思う理由は

①対応力が下がる
②社会から取り残される

まず①。世の中には当然だが様々な人がいる。長い人生、人と全く関わらずに生きるのは難しい。苦手を避けていたら、どんどん苦手になる。「対人適応力」が下がってしまう(もしくは必要程度まで満たさなく)なってしまうのだ。そういう力を維持し続けること、世の中にいる様々な人を見続けること、結果として時に自分の振り返りになること。「人間関係は無理してまで続けた方が良い」とまで言わないが、上記の程度なら当然ではないだろうか。むしろ生きていく上で困るし、困らなくても幅の狭い人間になってしまうと思う。

続いて②。これは主に高齢の独居者なのだが、孤独死の問題だ。生きていけるなら人と関わらずとも良いのだが、いざとなった時に頼れる人がいない。社会から助けを得る術を知らない。取り残されてしまうのが問題なのだ。逆に病院や公的機関側も、調べても縁者がおらず困っているなんて話も聞く。

いずれにせよ、社会や人とは薄く繋がり続けた方が良い。やらずに済むならそうしたいと思うが、実際すると不都合が起こってしまうのが事実なのである。



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