「アンという名の少女Anne With An E」の再放送が最終回を迎えた。2回目として見直しながら、やっぱり傑作!と再確認。このドラマ化のどこが傑作なのか、これまでのメディアミックス化と何が違うのか。
今回はステイシー先生の変遷とアラン牧師夫人の消滅から考えてみようと思う。
2人の女性はアンのロールモデルとなる女性。その姿は、教師を経て、牧師と結婚して牧師夫人となったモンゴメリ自身とも重なる。
アンという名の少女(以下AWAE )の配役と役作りは、本当にどのキャラクタ
ジョン・レノンが「IMAGINE」を発表する時に「この曲は言いたいことをシュガーコーティングした」と言っていたのは有名な話だ。当時彼の発表した作品たちを見ても「Give Peace a Chance 平和を我等に」「Gimme Some Truth真実をがほしい」など当時の政治に異を唱えたものが多いし直接的には反戦活動家の「John Sinclair」釈放を訴えた曲を歌ったコンサートはFBI捜査官が会場に赴いてチェックされるほどだった。
「IMAGINE」は表向きは子ども向
「Anne of Greengables 赤毛のアン」はメルヘンな少女小説なのか。
赤毛のアンを原作としたドラマ「アンという名の少女 Anne with an E」のFacebookグループを運営していて、集まってくださったアンのファンの方がたのコメントを読んでいると「このドラマ重すぎ」「怒涛の展開や社会問題はいらない」「赤毛のアンはふんわり楽しんでいたい」という声がいくつか見られた。
その気持ちはわかる。詐欺師コンビのクリフハンガーは必要なかったし、改めてドラマあらすじを